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マンガ家Mの日常
以前録画して、なかなか見る機会が無かったものを、やっと視聴。

革命家チェ・ゲバラの若き日を描いたロードムービー。
主演ガエル・ガルシア・ベルナル。


1950年代アルゼンチン、ブエノスアイレスで、裕福な家庭に育った
23歳の医学生エルネスト(チェ・ゲバラ)は、
友人の生化学者アルベルトに誘われて、ボロバイクに相乗りし、
南米大陸縦断旅行に出発する。
途中でバイクは壊れて鉄屑行き。
ヒッチハイクをしながら、最終目的地であるハンセン病患者収容施設に到着する。

若い青年達の貧乏旅行らしい、様々なトラブルや、人との出会いがあり、
エルネストは人生の目標を見つめ直す。
企業に土地を奪われた先住民族や、ハンセン病患者との交流の中で、
貧しい境遇の人々に想いを寄せ、共産主義に目覚める。


10代の若い世代の子達に見てもらいたい映画。
何処までも荒々しい大陸に立ち向かう冒険心、
社会の底辺を見知って、改革を目指す意志。
革命家として銃を取り、若くして命を落としたのはお勧めできないけれど、
純粋な心を持って世の中を見つめても良いんじゃないだろうか。
遅かれ早かれ、いずれ人は死ぬ。
何かを成し遂げたいと思って生きても良いんじゃないだろうか。

原初を残す南米大陸の大自然の姿に、厳しい社会の形の投影を感じる。



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