夕方、TVのニュース番組を見たら、
外国人労働者を違法に雇っていた事業者が逮捕されている姿が目に入った。

ふと、疑問に思った。
事業者は人手を必要としている。
外国人労働者は仕事を必要としている。
それが、どうして逮捕に繋がるんだろう。

就労許可だとか、労働環境だとか、色々法的な問題があるのは理解している。
奴隷労働から外国人労働者を守る為なら良いのだけど、
おそらく、そういう事ばかりではない。
法律の整備の問題。

一方で、この時期だけに、
かつて２１,０００人の正規の労働者を失業に追い込んで、利益をあげ、
莫大な報酬を得ていた人物の姿が目に浮かぶ。
これだけ多くの罪無き人々から生活の糧を奪うのは、犯罪ではないのだろうか。

ゴーン氏の故郷レバノンでは、ケニアから若い女性をメイドとして大勢雇い入れ、
軟禁状態で働かせ、報酬も渡さず、虐待し、死者さえ出ているという。
階級社会の悪夢。