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マンガ家Mの日常
2001年に公開された「ブリジット・ジョーンズの日記」の第3作。
今作が完結編と言える。

正直なところ、2004年公開の第2作の詳細は覚えていなくて、
イントロでブリジットとマークの関係性に戸惑った。


43歳の誕生日を迎えるブリジットは、地元TV局のディレクターとして活躍。
依然独身で、孤独な誕生日を過ごしていた。
友人のミランダに誘われて行ったロック・フェスで出会ったイケメンの
ジャックと意気投合し、酔った勢いでベッドイン。
その1週間後、かつての恋人マークと出会う。
マークは妻同伴だったが、離婚協議中で、ブリジットとよりを戻そうとする。
感情のままにベッドイン。

その後ブリジットは妊娠の兆候に気付くが、
ジャックとマークのどちらが父親だか分からない。
迷った末に何とか二人に事情を告げると、
二人ともブリジットとの関係に前向きで、父親になる事を望む。
積極的なジャックに対して、マークは仕事が忙しく、寡黙な事もあって
ブリジットと距離が出来そうになるが、
ブリジットは本当に愛しているのはマークだと再確認する。

ドタバタの中、無事出産。
どうやらマークの子供だったらしい。
1年後、子連れで結婚式を執り行う。
めでたしめでたし。


ブリジットを演じてきたレネー・ゼルヴィガーは、
今回は体重を増やす事はしなかった。
流石にもうシンドかったんだろう。
今作の撮影当時、役柄より実年齢が4歳程上で、顔のシワもあって老けて見える。
30歳そこそこのブリジットのドタバタは微笑ましかったが、
43歳ではちょっと笑えない気もする。

ヒュー・グラントが演じたダニエルは困ったプレイボーイだったが、
今作でマークのライバルになるジャックは、非の打ち所がない。
邦題で「モテ期」とされる通り、
完璧な男性二人に積極的に言い寄られて、羨ましい限りだけど、現実味が無い。
仕事中の失敗の責任を取って辞職するのだけど、
その直後にマークとゴールイン。

人気歌手エド・シーランの特別出演もあって、
全編が軽やかな楽曲に包まれ、物語が音楽のように流れて行く。
まぁね、楽しく観られたらそれで良い。

要は、ブリジットとマークの宿命の恋の終着点を見せる為の作品。
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