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マンガ家Mの日常
父親が10歳の娘を虐待死させるという、痛ましい事件が報道された。

しかし何故か、報道の焦点は、児童相談所の不手際に向けられている。
小学校も、いじめアンケートで父親の虐待を把握していながら、
父親の威圧に屈し、歯止めを掛ける事が出来なかった。

児童相談所や小学校にも問題はあっただろう。

でも、最も罪に問われるべきは、虐待を行っていた父親。

それなのに、虐待死を招いたのは児童相談所であるかのような
報道のされ方をしている。

ひとつには、個人情報保護の観点があり、
父親は既に人物が特定されているけれど、報道がかなり控えめになっている。
その分、児童相談所に悪者の役が回って来た。
記者会見の様子が気の毒。

ここまで児童相談所を責めるならば、
アメリカのようにもっと強い権限を与えて、
虐待の兆候が見られた時点で、
有無を言わさず子供を収容出来るようにしなくてはならない。
報道も、そこに力を注ぐべきだと思う。

報道し易いからという目線で、報道が偏向しているのは怖い。
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