カジュアルなリゾートを楽しむならパームスプリングス、
パームデザートはリッチ系。
ホテルはファミリー向けではあったけれど、リゾート設備を全て備えていて、
ゴルフ場、テニスコート、温水プール、ジャグジー、スパ、
他に、ハーレーダヴィッドソンの貸し出しサービスなんていうのもあった。
動物園でもないのに、エントランス前の広い池に
フラミンゴや白鳥、黒鳥が群れをなし、
池は1階のロビーにまで引き込まれ、中でも白鳥の回遊が見られた。
鯉ならず、大きな鯰が泳いでいた。
フィリップは施設に詳しかったので、聞いてみると、
毎年ではないけれど、時々家族で来ていた、と答えた。
お気に入りのリゾートホテルだとしても、
新しいガールフレンドを連れて来るなら、家族の馴染みの場所は勘弁だよね。
ちょっと詰めが甘い。
...と言うか、私が彼の事情を受け止める前提なんだよね、何事も。
明日のテニスレッスンとスパの予約を取ってくれた。
チェックインを済ませて部屋に入ってから、
「何がしたい?」と尋ねられたので、
「外を見て回りたい。」と答えた。
フィリップは施設をザッと案内してくれた。
気持ちとしては、お散歩がてら、
ゆっくりフラミンゴ等も見ていたかったのだけど、
フィリップはいつも目的地から目的地へ 早足で駆け抜ける。
敷地が広くて、フィリップがどういう方向に向かっているかも
わからなかったので、何となく言い出せず、フラミンゴは諦めた。
早めの夕食を済ませ、夜、プール脇のジャグジーに浸かった。
24時間稼動させているそうだけど、さすがに夜はひっそりしていて、
他にもう一組客が居た程度で、その人達も間もなく引き上げた。
その日、フィリップが少しずつ距離を縮めるように
スキンシップの間合いを詰めて来ていた事はわかってはいたので、
なるべくペースに合わせた。
ただ、フィリップ本人に自覚は無かったのかもしれないけれど、
表情や声が少しこわばっていて、手の出しようもぎこちなかった。
求めるのと拒絶するのとがないまぜになったような シニカルな雰囲気。
...こういう風に書いていくと、私が薄情なように見られるかもしれない。
でも、このブログを見てくれている日本人の皆には
わかってもらえるのではないか、と思う、
欧米と日本のスキンシップの違いを。
日本では、公共の場でキスしたりするのは 浮かれた若者にほぼ限られる。
勿論、欧米でも若干の個人差はある訳だけど、
そこそこ濃いキスくらいは当たり前のようにやってる人達だ。
...日本人としては...、私、頑張った。
それでも、後から言われた様子だと、フィリップには物足りなかった、いや、
私がスキンシップをはかろうと努力していないようにさえ映っていたらしい。
本当に、後から考えても仕方の無い事なんだけど、
その晩、フィリップが一言、
「言い争いは無かった事にして、元通り仲良くセックスしたい。」
と言ってくれていたら、そう出来た筈だったのだけれど、
フィリップもその一言が口に出来ず、行動も消極的になってしまっていた。
それまで私にはさんざん「はっきりと言ってくれなきゃわからないよ。」
と言っていたのに。
...人ってそんなもんじゃない?
だから、お願いだから私ばかり責めないで。
翌日は早朝からテニスのレッスンが入っていたので、
ジャグジーを出た後は早めに寝た。
ベッドの中で フィリップはただ私の手を握っていた。
パームデザートはリッチ系。
ホテルはファミリー向けではあったけれど、リゾート設備を全て備えていて、
ゴルフ場、テニスコート、温水プール、ジャグジー、スパ、
他に、ハーレーダヴィッドソンの貸し出しサービスなんていうのもあった。
動物園でもないのに、エントランス前の広い池に
フラミンゴや白鳥、黒鳥が群れをなし、
池は1階のロビーにまで引き込まれ、中でも白鳥の回遊が見られた。
鯉ならず、大きな鯰が泳いでいた。
フィリップは施設に詳しかったので、聞いてみると、
毎年ではないけれど、時々家族で来ていた、と答えた。
お気に入りのリゾートホテルだとしても、
新しいガールフレンドを連れて来るなら、家族の馴染みの場所は勘弁だよね。
ちょっと詰めが甘い。
...と言うか、私が彼の事情を受け止める前提なんだよね、何事も。
明日のテニスレッスンとスパの予約を取ってくれた。
チェックインを済ませて部屋に入ってから、
「何がしたい?」と尋ねられたので、
「外を見て回りたい。」と答えた。
フィリップは施設をザッと案内してくれた。
気持ちとしては、お散歩がてら、
ゆっくりフラミンゴ等も見ていたかったのだけど、
フィリップはいつも目的地から目的地へ 早足で駆け抜ける。
敷地が広くて、フィリップがどういう方向に向かっているかも
わからなかったので、何となく言い出せず、フラミンゴは諦めた。
早めの夕食を済ませ、夜、プール脇のジャグジーに浸かった。
24時間稼動させているそうだけど、さすがに夜はひっそりしていて、
他にもう一組客が居た程度で、その人達も間もなく引き上げた。
その日、フィリップが少しずつ距離を縮めるように
スキンシップの間合いを詰めて来ていた事はわかってはいたので、
なるべくペースに合わせた。
ただ、フィリップ本人に自覚は無かったのかもしれないけれど、
表情や声が少しこわばっていて、手の出しようもぎこちなかった。
求めるのと拒絶するのとがないまぜになったような シニカルな雰囲気。
...こういう風に書いていくと、私が薄情なように見られるかもしれない。
でも、このブログを見てくれている日本人の皆には
わかってもらえるのではないか、と思う、
欧米と日本のスキンシップの違いを。
日本では、公共の場でキスしたりするのは 浮かれた若者にほぼ限られる。
勿論、欧米でも若干の個人差はある訳だけど、
そこそこ濃いキスくらいは当たり前のようにやってる人達だ。
...日本人としては...、私、頑張った。
それでも、後から言われた様子だと、フィリップには物足りなかった、いや、
私がスキンシップをはかろうと努力していないようにさえ映っていたらしい。
本当に、後から考えても仕方の無い事なんだけど、
その晩、フィリップが一言、
「言い争いは無かった事にして、元通り仲良くセックスしたい。」
と言ってくれていたら、そう出来た筈だったのだけれど、
フィリップもその一言が口に出来ず、行動も消極的になってしまっていた。
それまで私にはさんざん「はっきりと言ってくれなきゃわからないよ。」
と言っていたのに。
...人ってそんなもんじゃない?
だから、お願いだから私ばかり責めないで。
翌日は早朝からテニスのレッスンが入っていたので、
ジャグジーを出た後は早めに寝た。
ベッドの中で フィリップはただ私の手を握っていた。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック