またアメリカでの出来事の続きに戻ります。
恋愛話はその日にテンションによっては 書きづらく感じる時もあって、
なんだか自分が何をどうしたいのかわからなくなる。
金曜日の夜、言い合いになって、気まずいまま一夜を明かした。
それでも土曜日からパームデザートに行く予定は動かせない。
フィリップは、パームデザートまで車で1時間程度で、
ホテルに3時チェックインだから、昼頃出発する、と言っていた。
そして、土曜日の朝は、友人とテニスの練習試合に行って来るとも言っていた。
ふたりがこんな状態の時にテニス?と、少し思った。
でも、土日の朝と水曜日の夜、週3回練習試合に出掛けるのは
天候等に問題が無い限り、フィリップの日課となっていた。
それは私が居ても同じ事で、
フィリップが仕事から帰って すぐに出掛けたような時には、
私はひとりで夕食を食べ、夜9時過ぎまでフィリップの帰りを待っていた。
ひっそりとした郊外の住宅地で、広い家で、
ひとりで夜を過ごすのは少し不安だった。
ここはフィリップの家で、フィリップの日常の世界。
仕事で出掛けるのはともかくとして、
友人との付き合いやお嬢さんの滞在で ほったらかしにされたとしても、
不平を言わずに受け入れて来た。
...そういう風に言うとフィリップは
「何故言わなかったんだ。」と言うかもしれない。
何故言わなかったか、
それは 言ってもフィリップが自分の予定を変えないってわかってるから。
無理に変えさせようとすれば ケンカになっただろう。
それくらいはわかる。
夜、リビングでフィリップがTVを見る時、
興味の無い番組でも付き合って見て、話を合わせた。
フィリップがテニスのガット張りをしていた時にも、
側に付いて話を聞いていた。
後日フィリップに「君はひとりでいたがる。」と言われた時は
何をしてそう言われるのか、わからなかった。
私が何時フィリップをほったらかしにしたと言うの?
フィリップといる時には ケータイも触らないようにしていた。
メールチェックや日々のブログは フィリップが出掛けている時や
シャワーしてる時等に慌てて書いていた。
一度だけリビングでブログの記事を書いていたら、軽く尋ねられた。
フィリップがいる時にひとりで何か別の事をしようとした事は一度も無い、
疲れて寝た事を除いては。
でも、フィリップは そうして私が彼を受け入れて来た事には思い至らない。
彼の日常を受け入れる事が 私のひとつの愛情の形だとは考えない。
...それで、フィリップが私の言動を受け入れようとしないのは
アンフェアなように感じられて来てしまう。
そんな時にまた不意のトラブルが起きた。
ひとりで朝食を済ませ、ブログの記事を書こうとケータイをいじっていると、
突然フィリップからのショートメールが入った。
そこには「6:45pmにウチに帰る。」とあった。
えっ、どういう事? 昼にパームデザートに行くんじゃなかったの?
メールの主語が「We」になっていたのもちょっと微妙だった。
テニス仲間と何か話しているうちに 気が変わるような何かがあったの?
なんだか愕然としてしまった。
考えるのが怖くなって来た。
(続く)
恋愛話はその日にテンションによっては 書きづらく感じる時もあって、
なんだか自分が何をどうしたいのかわからなくなる。
金曜日の夜、言い合いになって、気まずいまま一夜を明かした。
それでも土曜日からパームデザートに行く予定は動かせない。
フィリップは、パームデザートまで車で1時間程度で、
ホテルに3時チェックインだから、昼頃出発する、と言っていた。
そして、土曜日の朝は、友人とテニスの練習試合に行って来るとも言っていた。
ふたりがこんな状態の時にテニス?と、少し思った。
でも、土日の朝と水曜日の夜、週3回練習試合に出掛けるのは
天候等に問題が無い限り、フィリップの日課となっていた。
それは私が居ても同じ事で、
フィリップが仕事から帰って すぐに出掛けたような時には、
私はひとりで夕食を食べ、夜9時過ぎまでフィリップの帰りを待っていた。
ひっそりとした郊外の住宅地で、広い家で、
ひとりで夜を過ごすのは少し不安だった。
ここはフィリップの家で、フィリップの日常の世界。
仕事で出掛けるのはともかくとして、
友人との付き合いやお嬢さんの滞在で ほったらかしにされたとしても、
不平を言わずに受け入れて来た。
...そういう風に言うとフィリップは
「何故言わなかったんだ。」と言うかもしれない。
何故言わなかったか、
それは 言ってもフィリップが自分の予定を変えないってわかってるから。
無理に変えさせようとすれば ケンカになっただろう。
それくらいはわかる。
夜、リビングでフィリップがTVを見る時、
興味の無い番組でも付き合って見て、話を合わせた。
フィリップがテニスのガット張りをしていた時にも、
側に付いて話を聞いていた。
後日フィリップに「君はひとりでいたがる。」と言われた時は
何をしてそう言われるのか、わからなかった。
私が何時フィリップをほったらかしにしたと言うの?
フィリップといる時には ケータイも触らないようにしていた。
メールチェックや日々のブログは フィリップが出掛けている時や
シャワーしてる時等に慌てて書いていた。
一度だけリビングでブログの記事を書いていたら、軽く尋ねられた。
フィリップがいる時にひとりで何か別の事をしようとした事は一度も無い、
疲れて寝た事を除いては。
でも、フィリップは そうして私が彼を受け入れて来た事には思い至らない。
彼の日常を受け入れる事が 私のひとつの愛情の形だとは考えない。
...それで、フィリップが私の言動を受け入れようとしないのは
アンフェアなように感じられて来てしまう。
そんな時にまた不意のトラブルが起きた。
ひとりで朝食を済ませ、ブログの記事を書こうとケータイをいじっていると、
突然フィリップからのショートメールが入った。
そこには「6:45pmにウチに帰る。」とあった。
えっ、どういう事? 昼にパームデザートに行くんじゃなかったの?
メールの主語が「We」になっていたのもちょっと微妙だった。
テニス仲間と何か話しているうちに 気が変わるような何かがあったの?
なんだか愕然としてしまった。
考えるのが怖くなって来た。
(続く)
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