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マンガ家Mの日常

アメリカのレストランで食事すると、大概多過ぎて食べきれ無いので
残り物をお持ち帰りして、翌日ホテルで食べたりしてる。
ドギーバッグはお持ち帰り用のパックで、
「うちのワンちゃんに残り物を食べさせるから。」という方便から来ている。
でも、持ち帰っても食べきれずに、次々溜まってしまったりする。

先日友人と近所のピザ店でランチしたところ、
ピザ(ピッツアと書くべきか。)を食べきれず、残してしまったので
店員さんに持ち帰りをお願いした。
夕食に温め直して美味しくいただきました。

ところが、普通のレストランの場合、持ち帰りを頼んでも断られる。
食品衛生法でそうなっているらしい。
日本は厳しいんだね。
客本人が良いと言ってるんだから、融通利かせてくれても良さそうなものなのに。
火が通ってる物なら大丈夫だと思うんだが。
パン(付け合わせじゃなくて、個別注文した物ね。)でもダメって言われるよ。
勿体無いなぁ。

ピザ店の場合は、テイクアウトも手掛けるお店だから
持ち帰りもO.K.だったのかな。

美味しい料理は最後まで食べさせてよ。
持ち帰りを恥ずかしいとは思わない。
それより、食材を粗末にする事の方が恥ずかしいと思う。

食品衛生法は厚生労働省の管轄で、行政区分によっても若干内容が違うらしい。


今、「食品衛生法 持ち帰り」で検索してみた。

な、なんと、
持ち帰りについて、厚生労働省が注意喚起を行った事すら無いんだって。
保健所も明確な意見は持って無いんだって。
でも、持ち帰りの食品で万が一食中毒等が起きた場合、
店側の責任も追求されるそうで、
要するに、店はそれが嫌だから、食品衛生法を引き合いにして断ってるのね。
食中毒が起きた場合、店側の問題だったのか、客の管理の問題だったのか
原因追求が難しくなって、結局店側の責任にされかねないからかな。

「ドギーバッグ普及委員会」なる団体も尊材するそうで、
ワンガリ・マータイさんの「もったいない」の観点から
ドギーバックを推進している。

対策としては、ガイドラインを明確に定めて、
食中毒の危険が無いように、安全にお持ち帰り出来るようになれば良いって事ね。

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