昨年の今頃、突然フィリップからメールが来て、
以前の事の謝罪がサクッと書いてあった。
フィリップの気が済むような意味合いなのだろうとしか思えなくて、
何と返信したら良いかも思いつかず、迷っているうちに1年近く過ぎてしまった。
今更返信したところで、何かが変わる訳でも無いし。

でも、まったく返信しないでいるというのも何か心残りで、
クリスマスを機会に返信したら、何故か送信不良。
改めてフェイスブックのメッセージに書き込んだら、
２、３日して気付いたらしく、返信がきた。

それで何となく事が終わったように思っていたけど、
フィリップの方は、また少しずつ連絡を取り合いたいとの事だった。

当時住んでいたリバーサイドの家は、離婚した身には広過ぎるので、
いずれ売って、ニューポート辺りにマンションを購入するつもりだと話していたが、
どうやら最近引っ越したらしい。
テニスコートで写っている写真が添付されていて、
場所がカールスバッドになっていた。

テニスの手ほどきをしてくれた事に感謝して、
月に２、３回ながら、コーチに付いて、今も練習をして続けていると書いたら、
U2のツアーの途中で立ち寄るのでも構わない、泊まりにおいで、
一緒にテニスの練習をしよう、という具合に書かれてあった。