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マンガ家Mの日常
2日目に大勢が列を離れた事で、
3日目には12時にもチェックに来るようペナルティが課された。
それはとても迷惑な話。
前日も昼間のチェックがあって、市内観光から一旦引き上げなければならなかったのに。
何故イタリアの人達は時間を無駄にするのが好きなんだろう。

そのつもりで今朝7時のチェックに行った。
少し早めにリストバンドが配られたので、ホテルに戻れば朝食の時間に間に合う。
ブリジットは戻らないが、
レストランでパンと果物をキープして、部屋に置いておいて欲しいと頼まれた。

急いでホテルに戻り、急いで朝食を済ませて、急いで会場に戻る。

会場を去る前は、食事やトイレ以外ではなるべく列から離れないようにと言われていたけど、
戻ってみたら、やはりと言うか、殆ど誰も居なかった。
ブリジットもいない。

ナンバーガイをやったアレックスに尋ねると、12時のチェックは無くなったそうだった。
何なんだ。
早くにきちんと公表してくれていれば、急いでホテルを往復しなくても良かったし、
観光の時間もゆっくり取れたのに。

フランチェスカは、今回のトラブルについて私がファンサイトに書いたのを怒っていた。
フランチェスカも、列を離れた1人だったかもしれない。
初日、私が「最後の晩餐」見学で列を離れたのに、
戻った時に元の番号のリストバンドを与えられたことを指摘された。
それは確かに感謝している。
でも、私はあらかじめナンバーガイの女性に話して、
戻った時に新しい番号を得る事で了承していた。
実際、見学を終えて10時に戻った時でも、120番くらいだったので、
キャットウォークなら十分最前列が取れる。
夕方のチケットチェックも受けずに、堂々と先頭に戻った人達とは状況が異なる。

彼らが入場時間ギリギリに戻った時、嫌な感じはしたけれど、
12時のチェックで困らされる事が無ければ、そこまで気にはしなかったのに。

ブリジットも、12時が無くなったと、何故直ぐに連絡して来ない?
遅れてメッセージが届いた。
仕方無しにホテルに戻ったら、ブリジットが寝ていた。
交通事情を考えると、
私がホテルから会場に戻る為にバスに乗ったのとほぼ行き違いくらいでホテルに戻っている。
朝食のキープを頼んでおきながら、と思うと、寝顔が少し疎ましく感じられた。

今日はもう観光に行く気力が萎えた。
部屋で洗濯しながら休みを取る。

欧米人の身勝手さにちょっと辟易とした日。

人間関係の距離の測り方が、ところどころで日本と違う。
ブリジットも、細かい頼み事をちょこちょこして来る。
世話になっている部分もあるので、基本応えてはいるが、
時々、それくらい自分でやれば、と思う。
「叩けよ、さらば与えられん」のキリスト教文化の国のだからかなぁ。

気を取り直して、
明日は昼間ちゃんと観光に出掛けよう。

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今朝ブリジットから聞かされた話。
何と、マルセラからメッセージがあって、
明日の夜、ホテルに泊めて欲しいとの申し出があったそうだ。

大して広くない部屋で、ベッドはダブルを2人で使っている状態なので、
私としては、3人は無理だと思った。
普段なら多少は助ける気持ちになれるかもしれないけど、
何しろ疲れているからきちんと休みを取りたいし、
ブリジットから以前の話を聞かされていたので、気軽に受け入れるわけにはいかなかった。

しかし、ブリジットは今回もまたすぐには断りきれないようだった。
いい加減にしろ。

フロントに尋ねると、やはり3人での使用は許可出来ないそうで、
別の部屋を取るよう勧められたそうだった。
でも、マルセラは宿泊費を支払う気は無いのだから、部屋を取るのは無いだろう。

結局、そうした形で断りを伝えられたらしい。

でも、そうではなくて、自分の意思ではっきり伝えないと、
マルセラは今後もこうしたら申し出を繰り返すだろう。

ただし、それはブリジットの責任でもある。

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イタリア人のルール破りの為に、大勢が犠牲になった。
ムカついて寝付けない。
「イタ公」などという侮辱的な言葉があるのは、イタリア人に責任がある。

つかこうへいの小説の一節を思い出した。
日本人女性刑事が国際的陰謀に立ち向かう物語。
ドイツ人刑事とイタリア人刑事と組んでいたが、
イタリア人刑事の裏切りで、窮地に立たされた。
ドイツ人刑事は彼女に気があったので、身を呈して彼女を救った。
その刹那の台詞がイケてる。
「今度戦争する時は、ドイツと日本だけで組もうな。」(大体そんな感じ。)
第二次世界大戦中、日独伊同盟で、イタリアがすぐに外れた事を踏まえての台詞。
戦争ってのは殺伐としてるけど、本気の思いが伝わって来る。

明日と明後日のチェックインは、一体どうなるんだろう。

ルール破りはサッサと出て行け。

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コンサート当日の番号チェックは、朝の7時と夕方4時の2回の筈だった。
しかし、明日は更に12時にも行かなくてはならなくなった。
これでは、予定していた観光が出来ない。

コンサート2日目、本来は4時のチェック以降は列から離れてはいけないのだけど、
熱心なファンはメンバーの入り待ちをしていて、4時のチェックを受けず、
入場時間ギリギリになって列に戻って来た。
その為、チェックの時間が追加された。
彼らのルール破りの為に、他の大勢の迷惑する羽目になった。

番号チェックをしていたナンバーガイ達は、自分達で決めたルールで早い番号を得ながら、
自分達の都合でルールを無視する。
卑怯この上ない。

それにしても、
ルール違反を罰する為に、チェックの時間を増やすなどというのは全く無意味。
イタリア人は何を考えているのだろう。
頭が悪い。
セキュリティは、4時以降に来たファンは列に戻さないようにすれば良かっただけの話。
そんな簡単な事も出来ないのか、頭が働かないのか。
呆れる。

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ブリジットにU2の宿泊ホテルを教えてもらって、とりあえず、散歩がてら来てみた。
当然。最高級ランクのホテルで、プルデンシャル・スイートは1泊128万円だって。

ホテルの少し手前に教会があって、中を見学していたら、
U2の長年のエンジニアのジョー・オハーリーに遭遇。
少し話して、写真を撮らせてもらった。
教会だし、日曜日という事もあって、小さな子供の洗礼式が行われていたので、
静かに小声で話して、すぐ引き上げた。

ホテルでは、まだファンの人達が待機している様子は無かった。
メンバーがいつ出て来るか分からないし、ずっと待ってもいられない。

…と思ったら、いつものGAメンバーのメリッサに遭遇。
お母様と一緒にホテルに滞在していた。
凄い。敵わん。
いつの間にメンバーのホテルを調べたんだろう。
これからペローナへ小旅行だとか。
そうしたら、この後のGAのチェックはどうするんだろう?
沢山のコンサートに行っているから、1回くらいはスルーしても構わないのかな。
リサも、ミラノでのコンサートは1回のみで、他の都市へ観光に出掛けた。
欧米のファンが羨ましい。

気分だけでもU2と一緒にいる事を味わおうと、カフェでエスプレッソを注文。6?。
大きなサイズのピザが1枚丸ごと食べられる値段。

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