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マンガ家Mの日常
元彼ダニエルには 元妻と元カノがいて、
それぞれとはちゃんと別れたと言ってたんだけど、
いくつかの事情もあって、それぞれと相応の時間会っていた。
他にもちらほら女性の影はあって、
私の事はキープみたいな感じだったんだと思う。

でも、我が身を振り返って見れば、
仕事のスケジュールが詰まっていたりズレたりした時には、
お付き合いには手が回らなくなる訳で、
そういうのって 自分からしたら仕方ない事なんだけど、
相手からすれば無視されたような状況で、とても失礼な事な訳。
で、無理にでも相手を束縛しようとは思えなくて、
何となくたまに会って楽しく過ごせれば良いのかなって、
軽く考えるようにしてた。
実際、ダニエルのテンションが下がって来てるのは不安ではあったけど。

そうしたら、フィリップとメールのやり取りを始めて間もなく、フィリップが、
ダニエルは私の事を妹みたいにしか思ってないってメールに書いてたって、
わざわざ伝えて寄こして来たんだ。
内容もなんだけど、それより、
頼んでも無いのにそんな事伝えて来るなんて、どうなんだろって思った。

でも、結局、その内容についてダニエルに確認して、こじれて別れた。

少し経ってから考えると、ふたりは友人でもありライバル関係でもあって、
むしろ フィリップの方がダニエルに悩まされていたところがあったから、
フィリップはただ単に ダニエルの所有物を奪う事で
自分の力を確認したかっただけなのかもって思えた。
なんか微妙。

でも、その後はブログに書いた通り、フィリップはスマートで親切だった。
ほぼ毎日熱心にメールをくれた。
英文で返事を書くのがキツかったけど、
メールをもらうのはやっぱり楽しいもんだよね。
3月の大震災の時もスゴく気遣ってくれたし。

当時はまだただのメル友なだけだったんだけど、
少しずつ内容が積極的になってるのは感じてた。
で、6月に会った時、
オフィシャルなガールフレンドになって欲しいって言われた。
日本とアメリカで、遥かなる距離があるんで、無理な面はあったんだけど、
ダニエルと別れた後だったし、年に2、3回会うのも楽しいかもって思えて、
そのまま受けちゃった。
フィリップは若い頃ずっと空手をやっていて、日本に対する憧憬もあったようで、
何だか、予想よりはるかに好かれていたのにちょっと面食らった。
でも、それでイヤな気分にはならないよね。

で、6月の段階で、来年の1月のテニスのオーストラリアンオープンに
一緒に行くような話が固まりつつあった。
それで良かったんだけど、もっと会いたいと申し出られて、
感謝祭の休暇に日本に行く、というような事も言われてた。
返事のしようが難しかったんだけど、2、3日のことなら良いのかなって。

…と思ってメールを待ってたら、何時の間にか話が膨らんでいて、
航空券を手配するから、感謝祭を含めた4週間 リバーサイドの自宅に
滞在しに来ないか、ってメールが来ちゃった。
いきなり4週間は長いって思ったし、
U2のツアーが終わった後、落ち着いて仕事に集中したかった。
お金も稼がなきゃだしね。

どうしようか暫く考えたけど、人生はチャレンジだから、思い切って受けてみた。
今になって考えると、4週間はやっぱり負担が大きくて、
せめて2週間くらいまでにおさめるべきだった。
もっとよく考えて交渉すべきだったんだろうけど、
最初の申し出の時に 予定の便がすでにメールに提示されてたもんで、
フィリップはそれがベストだと考えてるんだなって思えて、
変更を言い出せなかった。

…結局こういう優柔不断さがいけなかった。

続きは後ほど。

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