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マンガ家Mの日常
iPhoneのアプリから記事を投稿。
不具合が出たので、記事を確認してみた。

記事は大丈夫なようだった。

今、アプリの方では、こんな感じで広告がゾロゾロ乗っかって来るのね。 

…変にエロなロリコン美少女アニメ風の広告は勘弁して欲しい。
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ネットニュースの狭間に現れるので、つい摘み食い的に見てしまう。
多いのは、専業主婦とモラハラ夫のパターン。
そのパターンのコミックが実際に多いのか、
アルゴリズムのせいで、一、二度見ると現れ易くなるのか。

各作品中、それぞれ、離婚したり、しなかったり。
私個人は、両親の不仲や、姉の泥沼離婚を具に見て来た身としての見方と、
独身ワーキングウーマンの端くれとしての見方とがある。

つまるところ、
何でそんな相手と結婚しちゃったの?となるわけだけど、
結婚して、生活が始まると、現実がのしかかって来るから、
夫婦のあり様も変わってしまう。
そうなったら、お互い、相手への思いやりがあるかどうかに尽きる。


マンガ賞も獲得したヒット作では、
主人公である妻は、介護士の資格を取って、自立を模索するが、
幼い子供2人の為に、仮面夫婦の生活を継続する。
そこに至るまでに、彼女の気兼ねばかりする性格を形作ってしまった父親や、
モラハラと浮気疑惑の夫は、それぞれ、彼女に本心から謝罪する。
...現実では、そういう男性達は、ほぼまともに謝らない。
マンガ作品としての帰着の様な気がする。
そして、最終章として、成長した長女の立場からも語られるのだけど、
ネットの切れ端では紹介が無くて、よくわからなかった。
ただ、自分の経験から言うと、仮面夫婦の元で暮らす子供の立場も辛い。
ジワジワと心が蝕まれていく。
結局、何も良い事は無い。


マンガとは別に、ネットニュースで、
事実婚を解消した女性タレントのインタビューが載っていた。
彼女は、自分は子育てに追われる毎日なのに、
別れた男性は海外旅行等を気ままに楽しんでいて、不公平だと感じている。
いや、それこそ、そういうのは、お互いの話し合いでしょ。
挙句、母親が子育てをするべきだという社会の目線が良くない、
社会が変わるべきだ、と言う。
「社会」が何か法的に縛っている訳でもない。
ただ、世間体を気にしているだけ。
そして、こういう事を言いたがる人は、大抵、
子育て支援に「社会」に大金を要求するところに行き着く。

今や、皆、悲劇のヒロインを満喫している。


お国柄もあるのだろうけど、
フランス系アメリカ人のフィリップは、家事を苦にしなかった。
インド人の友人男性は、午後は娘さんのお迎えがあるので、
テニスの誘いを断る。
カナダ人の友人男性は、夕方は料理と、子供との食事時間に当てている。
日本でも、家事が得意な男性はそれなりにいるだろう。

男性の側にしても、100%の仕事に50%の家事育児負担を加えられたら、
それはやっていけない。
それが出来る完璧な男性はいない。
女性の側も、今後は、どういう男性をパートナーにするべきか、
選ぶ基準を変える必要がある。
ただし、そうしたところで、やはり、完璧な結婚生活など期待してはいけない。
靴下を脱ぎ散らかしにする夫か、
靴下の畳み方に神経質な夫か、
どちらかを選択するしかない。

東京五輪に関わる様々な不正の問題。
角川歴彦氏が起訴された報道で、角川氏の車椅子姿の写真が新聞に掲載されていた。
ボサボサの白髪で、かなり弱っている印象。
そりゃ、ご高齢だから。

KADOKAWAはデビュー間もない頃に、短期間ではあるけどお仕事させていただいたので、
やはり、気持ちの奥に愛着が湧く。

それにしても、
こんな高齢になっても、まだお金や権力に執着しているのか?
墓場に何を持って行くつもりか?

会社の存続の為に稼いでいるというのなら良いのだけど。

ネットニュースに、マンガ週刊誌は必要かどうか、という記事が出ていた。

読者のペースはどうなのか?

マンガ家にとっては過酷そのものだけど、
システマティックに運営している仕事場であったら、そう無理は無い。
逆に、仕事としてのペースが出来上がって、良い具合に回せる。
ただし、それも、描き手のタイプによる。
記事にもあったけど、
芸術家肌のマンガ家は、締め切りが無いと延々手を入れて、キリが無い。
どこかで決着付けないとならなくて、それが締め切り日。

では、出版社にとっては?

記事によると、
4大週刊少年誌とされる中、
「少年ジャンプ」126万部
「少年マガジン」44万部
「少年サンデー」17万部
「少年チャンピオン」部数掲載無し
と、こんなところ。
「サンデー」「チャンピオン」は、いつ廃刊になってもおかしくない。

少女誌同様、マンガ作品の質が落ちたといあわけでは絶対に無く、
読者の購買形態によると言える。

出版社でも、それぞれ本作りの理想を持って仕事している方もおられるわけで、
(マンガの編集部に配属されて文句言ってる編集者も一定数いるから、
 全員が理想を抱いて仕事してるとは言えない。)
ただお金儲けが出来れはそれでOKというわけではなく、
雑誌を維持していきたいだろうとは思う。

文化として、
エンターテイメントとして、
相応の利益をキープして、質の向上をはかる、
そういう編集方針は、どこを探せば見つかるだろうか。

複合機に関する手続きがいくつか。

粛々と進める。

前に向かって動くのみ。