朝日新聞朝刊から。
先月「週刊少年ジャンプ」が電子版の定期購読スタート、と言う記事。
あれっ、まだやってなかったの?って言う感じ。
先駆けて電子版を出していた講談社「モーニング」では、
開始から半年で黒字に転換したと言うめでたい話も。
持ち運びの面倒が無い、紙ゴミが出ないって言う点では、
スマホでマンガを読むのもありなんだろうけど、
紙の味わいが無くて、絵の味わいが伝わるのか...。
PCの発達で、既に紙に絵を描くと言う事さえ減少して来ているけど。
電子版で読むなら、せめてノートサイズのタブレットで読んでね。
マンガって、見開きの2ページ分で画面構成をしているんで、
1ページずつのタブレットでもホントは勘弁なんだけど。
記事は小さい紙面なので、情報不足な部分も多い。
「モーニング」は電子版の部数が伸びたのは良いけど、
紙の方の部数はどう推移してるんだろう?
電子版も、倍々ゲームの様に伸びるような予測が出てるけど、これって確か?
電子版の利点のひとつとして、
一度入れたアプリはそう頻繁に削除したりはしないから、
継続性が高いのかなって思える。
「モーニング」だとかは、中年サラリーマンが読者の中心だから、
通勤電車の中でスマホで手軽に読むってスタイルは合理的なのかもしれない。
サラリーマンは通勤途中の駅やホームのスタンドで買うから、
元々買い忘れってそう無いかもだけど、買う手間が省けるってのも便利だろうね。
その分スタンドの収益は減っちゃうか。
少女誌、女性誌になるとまた事情が違って来る。
新聞では、この20年の「ジャンプ」の発行部数の推移のグラフが出ている。
20年前、400万部を越えた後、
「ドラゴンボール」「スラムダンク」のヒットで600万部に到達。
でも、両連載の終了と同時に一気に部数は下降。
1、2年のウチに400万部を割り、その後「ONE PIECE」のヒットはあるものの、
部数は300万部を切って、この10年は270万部辺りで安定している。
600万部越えは当時からやや無理のある数字だったんで、
それが落ちたのは不思議ではないけど、
落差が大きいと、印刷所とかも困るよね。
半分以下とは言っても、270万部って言うのは驚異的な数字で、
少女誌だとその10分の1、女性誌だと50分の1、もしくは100分の1とか。
10年くらい前かなぁ、大手出版社の女性向けヤング誌が
13万部切ったところで廃刊を決意した。
きっと今じゃ、もったいなくてその部数じゃ廃刊しないよな。
「ONE PIECE」のコミックスが初版400万部発行してるのに、
母体である「ジャンプ」の部数が遥かに下回ってるって、おかしな状態。
でも、そう言うケースは多いんだよね。
コミックスの方が利益率が良いらしくて、
出版社もドンドン早めにコミックスにまとめて発行しちゃう。
そうなると、雑誌は、マンガ家に締め切りを守らせて、
制作ペースを安定させる為だけの物ってなりつつある。
長期連載は途中から読んでも訳が分からないんで、雑誌の新規購読って鈍るし、
10数ページじゃろくに話が進まなかったりでうっとおしいから、
コミックスでまとめ読みの方が良い。
「ジャンプ」に限った事では無くて、長期連載って良し悪しなんだよね。
記事の中で「人出不足で紙と電子版の同時発行に踏み切れない出版社も多い。」
ってあるんだけど、
だったら、人を雇えば?
IT系に詳しい業種からヘッドハントするとか、そういう新入社員を雇うとか。
成果が出るまでは経営はマイナスになるけど、
目先のお金ばかり追うんじゃなくて、人材とか設備とかにもっと投資しなきゃさ。
雇わないまでも、IT系企業との連携とか、もっと積極的に出来ないの?
様子見なのかな。
出版社の方がIT系に弱くて、優位性を保てないってのも問題なのか。
先月「週刊少年ジャンプ」が電子版の定期購読スタート、と言う記事。
あれっ、まだやってなかったの?って言う感じ。
先駆けて電子版を出していた講談社「モーニング」では、
開始から半年で黒字に転換したと言うめでたい話も。
持ち運びの面倒が無い、紙ゴミが出ないって言う点では、
スマホでマンガを読むのもありなんだろうけど、
紙の味わいが無くて、絵の味わいが伝わるのか...。
PCの発達で、既に紙に絵を描くと言う事さえ減少して来ているけど。
電子版で読むなら、せめてノートサイズのタブレットで読んでね。
マンガって、見開きの2ページ分で画面構成をしているんで、
1ページずつのタブレットでもホントは勘弁なんだけど。
記事は小さい紙面なので、情報不足な部分も多い。
「モーニング」は電子版の部数が伸びたのは良いけど、
紙の方の部数はどう推移してるんだろう?
電子版も、倍々ゲームの様に伸びるような予測が出てるけど、これって確か?
電子版の利点のひとつとして、
一度入れたアプリはそう頻繁に削除したりはしないから、
継続性が高いのかなって思える。
「モーニング」だとかは、中年サラリーマンが読者の中心だから、
通勤電車の中でスマホで手軽に読むってスタイルは合理的なのかもしれない。
サラリーマンは通勤途中の駅やホームのスタンドで買うから、
元々買い忘れってそう無いかもだけど、買う手間が省けるってのも便利だろうね。
その分スタンドの収益は減っちゃうか。
少女誌、女性誌になるとまた事情が違って来る。
新聞では、この20年の「ジャンプ」の発行部数の推移のグラフが出ている。
20年前、400万部を越えた後、
「ドラゴンボール」「スラムダンク」のヒットで600万部に到達。
でも、両連載の終了と同時に一気に部数は下降。
1、2年のウチに400万部を割り、その後「ONE PIECE」のヒットはあるものの、
部数は300万部を切って、この10年は270万部辺りで安定している。
600万部越えは当時からやや無理のある数字だったんで、
それが落ちたのは不思議ではないけど、
落差が大きいと、印刷所とかも困るよね。
半分以下とは言っても、270万部って言うのは驚異的な数字で、
少女誌だとその10分の1、女性誌だと50分の1、もしくは100分の1とか。
10年くらい前かなぁ、大手出版社の女性向けヤング誌が
13万部切ったところで廃刊を決意した。
きっと今じゃ、もったいなくてその部数じゃ廃刊しないよな。
「ONE PIECE」のコミックスが初版400万部発行してるのに、
母体である「ジャンプ」の部数が遥かに下回ってるって、おかしな状態。
でも、そう言うケースは多いんだよね。
コミックスの方が利益率が良いらしくて、
出版社もドンドン早めにコミックスにまとめて発行しちゃう。
そうなると、雑誌は、マンガ家に締め切りを守らせて、
制作ペースを安定させる為だけの物ってなりつつある。
長期連載は途中から読んでも訳が分からないんで、雑誌の新規購読って鈍るし、
10数ページじゃろくに話が進まなかったりでうっとおしいから、
コミックスでまとめ読みの方が良い。
「ジャンプ」に限った事では無くて、長期連載って良し悪しなんだよね。
記事の中で「人出不足で紙と電子版の同時発行に踏み切れない出版社も多い。」
ってあるんだけど、
だったら、人を雇えば?
IT系に詳しい業種からヘッドハントするとか、そういう新入社員を雇うとか。
成果が出るまでは経営はマイナスになるけど、
目先のお金ばかり追うんじゃなくて、人材とか設備とかにもっと投資しなきゃさ。
雇わないまでも、IT系企業との連携とか、もっと積極的に出来ないの?
様子見なのかな。
出版社の方がIT系に弱くて、優位性を保てないってのも問題なのか。
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