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マンガ家Mの日常
朝、メールを開くと、送信者欄の知らない名前が目に入った。
詐欺メールか?

と思ったら、

ハーレクインの編集長さん。

ご無沙汰しているので、お名前がすっかり記憶から飛んでいた。
失礼しました。

「魅入られた美女」が来年1月15日発売の増刊号に再録されるそうです。

この紙媒体の低調な中、まだ増刊号を出せているのは立派。

でも、そのせいか何なのか、再録料がメチャ安い。
前回の別作品の再録から、更に下がった。

昔は、再録料って、元の原稿料の50%とされていたけど、
ハーレクインになってから、およそ15%。
そして今回の提示はおよそ10%。
物価高騰で、給与やバイトの最低賃金が僅かながらも上げられる中、
再録料だけは下がっていく。

悲しいかな、これが、少女誌女性誌の現実。


「魅入られた美女」のタイトルを久々に見て、
すぐにはどんな作品だったか思い浮かばず、本棚を確認。
コーヒーショップ経営のヒロインがブラジルに行く話でした。
何だかね、ぱっと見て作品内容が伝わらないタイトルって、やっぱりダメだね。

どうだろう。
作中、印象的だったのは、コーヒー豆栽培のエピソードで出て来るシェードツリー。
コーヒーの木を保護する役目の木。
例えば、精神的に苦悩する彼を、ヒロインが守るエピソードとか入れて、
タイトルもシェードツリーと繋げて、とか。
その方が、エピソードとしても、画像としても、イメージが膨らむ。

全部描き直したくなる。
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