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マンガ家Mの日常
このテーマを一旦完了としたけど、事件の余波は治る気配も無く、
問題解決の道筋が提起されないままで、
逆にSNSでのマンガ家さん達からの訴えが注目されている。

noteというのを知らなくて、本文をちゃんと読めていないのだけど、
「快感フレーズ」等で一世風靡した新條まゆ先生が、
かなり具体的で厳しいコメントをされているらしい。(ネットニュース情報)

一世風靡した、と書いたけど、
新城先生は「快感フレーズ」の後はもうH系の作品を描くのが嫌だったとか。
当時小学館の少女マンガは、他にも
北川みゆき先生とかも、大胆なH系の作品で人気を博していた。
雑誌として、そういった傾向の作品が人気であれば、作家に求めるだろうし、
作家の側もある意味勝負をかけて思い切った表現に挑む。
でも、本人が無理をしているのだとしたら、すぐに苦しくなるだろうし、
同じような作品ばかり要求されるのもかなわん。
新條先生はその頃から少しずつ編集部と溝が出来ていたのだろう。
小学館を出るという決意にまでなって、
そうしたところ、小学館側は過去作の絶版まで通達。
配信でももめている。

編集者の立場であれば、人気作家は引き留めておきたいから、
何とか丸く収めようとすると思うのだけど、
雑誌を背負う程の人気作家であれば、それなりに意志が強い。
お互い引き際が見つからなかったのか。
また、難しい話なんだけど、
雑誌のカラーを変えたい時期には、人気作家でも入れ替えをしたりする。
そこで様々な齟齬が生じる可能性もある。

(続く。)

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