SMAP解散報道に決着。
番組内でメンバーが事務所に謝罪する形で手打ちとなった。
マネジャーの退社に引きずられる形で、行き違いもあったようなので、
「ジャニーさんに謝罪する機会を作ってもらえて...。」なんて、
TVで言わされるなんて、メンバーは気の毒な感じ。
古舘伊知郎は「事務所あってのタレント。」とコメントしたとか。
これとは別だけど、宮根誠司も
「演者は番組に呼ばれる、呼ばれない、を受け入れるだけ。」
といったようなコメントをする事があった。
それが社会の仕組みと言うか...、資本主義なのよね。
スポーツ新聞は、自分達が報道する事で世論を動かし、解散を防いだ、
といった美談に持って行きたいようだけど、
元をただせば、スポーツ新聞が書かなければ世間に知れ渡る事も無く、
内々で収められた事だったのではなかろうか。
SMAPの移籍や解散なんて、事務所にとっても大損失なんだから、
鉾の収めようは分かってた筈。
1月2月はスポーツ新聞の主力であるプロ野球がお休みで、売り上げが落ちるから
その穴埋めの為に、ベッキーにしろSMAPにしろ、
この時期に迷惑な記事の暴露となったのね。
TV番組もちょっとずるくて、
司会者やコメンテーターはそれぞれ意見がある筈なのに、
事務所や番組の力関係から何も言えなくて、
街頭インタビューで一般の人達に代弁させている。
一般の身では真相は全く分からないけど、
とりあえず存続という事で、暫くはメンバーはシンドイかもしれないけど、
続けていればまた良い方向に開けていく時期が来ると思う。
SMAPと一緒に並べて書くのもなんだけど...、
マンガ家と出版社の関係も色々微妙。
雑誌のマンガスクールや大賞等を通してデビューする事でプロ作家の道が開ける。
昔々は、デビューした雑誌の専属として研究費等の支援を受けて、
その後もその雑誌で仕事し続けるという体制だったけど、
最近は出版社もそういう面倒は見きれない状態。
雑誌が増え過ぎて、もはやマンガ家の管理をしきれなくなったのか、
出版不況でお金が無いからか。
何が当たるか分からなくて、とりあえず大勢デビューさせて、
その中から読者の人気を得たマンガ家だけを残せば良い、
という安直な体制に落ち着いてしまって、
昔のように出版社が作家を育てる、という意識は失われてしまった。
良くも悪くも、緩くなった。
雑誌を支える人気作家に限っては年間契約があって、
その雑誌に年に何ページくらい描く、とか、
他の出版社の雑誌で描く内容や枚数に制限が付いたりする。
契約なんで、原稿料とは別に契約金が支払われるし、
出版社、マンガ家のどちらかが「NO.」と言えば契約は終了する。
少女マンガではそういう契約は少ない。
出版社の予算次第。
昔聞いた話。
集英社は特にマンガ家の囲い込みが強くて、
人気作家は他のマンガ家との連絡もなるべく取らせないようにしてた。
情報をシャットアウトして、交渉したり、移籍したり、といった
知恵を付けさせないようにする為。
長く仕事してれば自然と外部との接触は出来るもんだけど、
巨匠クラスでもかなり長い事契約に縛られて、仕事の制限があった。
芸能人とは違うんで、移籍したからと言って干されるような事は無い。
他の会社に干渉は出来ないからね。
だから、契約なんかせずに何処にでも自由に描けば良いのだけど、
そうも出来ない事情もある。
当時の集英社の場合、契約金がかなり高額で、
低迷気味なマンガ家にもきちんと支払われていた。
契約金がマンガ家の生活を支えていたのだ。
そうなると、マンガ家の方からは契約を切り辛い。
もし待遇に不満があって、他社で描きたいと思ったとしても、
移籍した先で売れる保証は全く無いから、ただ不安で、結局今の契約にすがりつく。
出版社からすれば、低迷してるマンガ家に契約金を支払うのは無駄なようだけど、
それでも支払って引き留めるのは、親心でも何でも無くて、
他社に移って、万が一ヒット作でも描かれたら困るからなんだって。
はぁ...、そんな事しなくてもねぇ。
昔々聞いた話です。
今は事情も変わって来てると思う、多分ね。
マンガ家にとって良い方向かどうかはさておき。
番組内でメンバーが事務所に謝罪する形で手打ちとなった。
マネジャーの退社に引きずられる形で、行き違いもあったようなので、
「ジャニーさんに謝罪する機会を作ってもらえて...。」なんて、
TVで言わされるなんて、メンバーは気の毒な感じ。
古舘伊知郎は「事務所あってのタレント。」とコメントしたとか。
これとは別だけど、宮根誠司も
「演者は番組に呼ばれる、呼ばれない、を受け入れるだけ。」
といったようなコメントをする事があった。
それが社会の仕組みと言うか...、資本主義なのよね。
スポーツ新聞は、自分達が報道する事で世論を動かし、解散を防いだ、
といった美談に持って行きたいようだけど、
元をただせば、スポーツ新聞が書かなければ世間に知れ渡る事も無く、
内々で収められた事だったのではなかろうか。
SMAPの移籍や解散なんて、事務所にとっても大損失なんだから、
鉾の収めようは分かってた筈。
1月2月はスポーツ新聞の主力であるプロ野球がお休みで、売り上げが落ちるから
その穴埋めの為に、ベッキーにしろSMAPにしろ、
この時期に迷惑な記事の暴露となったのね。
TV番組もちょっとずるくて、
司会者やコメンテーターはそれぞれ意見がある筈なのに、
事務所や番組の力関係から何も言えなくて、
街頭インタビューで一般の人達に代弁させている。
一般の身では真相は全く分からないけど、
とりあえず存続という事で、暫くはメンバーはシンドイかもしれないけど、
続けていればまた良い方向に開けていく時期が来ると思う。
SMAPと一緒に並べて書くのもなんだけど...、
マンガ家と出版社の関係も色々微妙。
雑誌のマンガスクールや大賞等を通してデビューする事でプロ作家の道が開ける。
昔々は、デビューした雑誌の専属として研究費等の支援を受けて、
その後もその雑誌で仕事し続けるという体制だったけど、
最近は出版社もそういう面倒は見きれない状態。
雑誌が増え過ぎて、もはやマンガ家の管理をしきれなくなったのか、
出版不況でお金が無いからか。
何が当たるか分からなくて、とりあえず大勢デビューさせて、
その中から読者の人気を得たマンガ家だけを残せば良い、
という安直な体制に落ち着いてしまって、
昔のように出版社が作家を育てる、という意識は失われてしまった。
良くも悪くも、緩くなった。
雑誌を支える人気作家に限っては年間契約があって、
その雑誌に年に何ページくらい描く、とか、
他の出版社の雑誌で描く内容や枚数に制限が付いたりする。
契約なんで、原稿料とは別に契約金が支払われるし、
出版社、マンガ家のどちらかが「NO.」と言えば契約は終了する。
少女マンガではそういう契約は少ない。
出版社の予算次第。
昔聞いた話。
集英社は特にマンガ家の囲い込みが強くて、
人気作家は他のマンガ家との連絡もなるべく取らせないようにしてた。
情報をシャットアウトして、交渉したり、移籍したり、といった
知恵を付けさせないようにする為。
長く仕事してれば自然と外部との接触は出来るもんだけど、
巨匠クラスでもかなり長い事契約に縛られて、仕事の制限があった。
芸能人とは違うんで、移籍したからと言って干されるような事は無い。
他の会社に干渉は出来ないからね。
だから、契約なんかせずに何処にでも自由に描けば良いのだけど、
そうも出来ない事情もある。
当時の集英社の場合、契約金がかなり高額で、
低迷気味なマンガ家にもきちんと支払われていた。
契約金がマンガ家の生活を支えていたのだ。
そうなると、マンガ家の方からは契約を切り辛い。
もし待遇に不満があって、他社で描きたいと思ったとしても、
移籍した先で売れる保証は全く無いから、ただ不安で、結局今の契約にすがりつく。
出版社からすれば、低迷してるマンガ家に契約金を支払うのは無駄なようだけど、
それでも支払って引き留めるのは、親心でも何でも無くて、
他社に移って、万が一ヒット作でも描かれたら困るからなんだって。
はぁ...、そんな事しなくてもねぇ。
昔々聞いた話です。
今は事情も変わって来てると思う、多分ね。
マンガ家にとって良い方向かどうかはさておき。
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