忍者ブログ
マンガ家Mの日常

以前から意識のあったテーマについて、
その関係の職業の方に取材をさせていただける事になった。
全くの初期段階なので、ベーシックな所から始める。

TVのドキュメンタリー番組等は注意して見るようにしていたけど、
こちらの希望通りの番組って訳には行かないので、分からない事だらけ。
そう言うレベルだとはお伝えしたけど、全く何も知らないでは申し訳ないので、
ネットで検索して調べてみた。
こういう時、ネットってホント便利だね、いやはや。

わかり易そうで、自分の求める情報に近いサイトを見つけて、
ひらすらプリントアウト。
Macだからか、操作が面倒臭い。
PDFで保存して、コンテンツブリッジから開いて印刷。
手間が掛かるけど仕方無い。ひたすらクリック、クリック。

プリントアウトしたは良いけど、各章の文字部分が薄くて見づらい。
元のサイトの具合でそうなるんだろう。
見易くする為に、コピーの濃度を最大に濃くして、拡大コピー。
ページの流れがあるんで、
コピーの前に、不要部分を切り取り、
拡大コピーのサイズに合うように、文字部分を切り貼り、切り貼り。
微妙に収まりが悪いページは、拡大の%を少し下げて調整する。

コピー、コピー。相手方用の2部目は自動送りなので手間要らず。

100均で買ったクリアファイルに入れて、資料完成。
はぁ〜、大変。
資料作りで精一杯で、まだきちんと読んでいない。
取材の日までにはちゃんと読んでおかなきゃ。

ネットからのベーシックな内容なので、
ザッと見たところ、丁寧に書かれているけど、やや理想像っぽい。
ここからはみ出す、人間的な要素が欲しい。
そこんところを取材相手に伺ってみよう。

取材の大体の方向性が見えて来たかな。


大手の出版社だと、編集部の方で取材の道筋をつけてくれたり、
資料を揃えてくれたりする事もあるそうだけど、
中堅以下の出版社だと、そこまでの手間をかけてはもらえない。
基本、マンガ家が自力で取材する。
そうした時、よっぽど有名なマンガ家だったり、
雑誌掲載が既に決まっていたりすると、相手も取材を受けてくれ易いんだけど、
名前が世間に通って無いマンガ家だったり、先の見通しが不明瞭だったりすると
取材のO.K.がでない場合もある。そっちの方が多いかも。
相手だって、時間を取られるんだものね。

取材費ってのがどういうシステム、どう言う相場になってるのかがわからない。
勿論、相手にもよるだろうけど。
時間を取ってもらった分の「フィー(手数料、報酬)」ってヤツ。

また、マンガでどういう風に描かれるかって問題もあって、
内情を暴露されたり、イメージダウンになったりを嫌がるケースも当然あって、
それで最初から受け付けてもらえなかったりもする。
取材出来たとして、
よっぽど回数を重ねれば、ネタになりそうな話を聞かせてくれるかもだけど、
そこまで辿り着くには時間がかかる。

こういうの、地道にやっていくしかない。

今回は、知り合ったのが仕事の繋がりでは無い知人なので、
快く引き受けてくれた。
ご好意なので、失礼の無いようにしなければ、と思う。

とりあえず、資料に目を通して、
質問事項を書き出しておかねば。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック