雑誌は次々廃刊になるし、原作ものは話の内容が不自然だったりでシンドくて、
なるべく本来通り、自分発信の作品作りをしていかねばと、
これまでとは違う企画を練って、出版社へ持ち込み中。
以前一度ブログに書いた通り。
同様の企画で色々修正したものを同じ編集部に持ち込みして、
昨日電話で返事をいただいたのだけど、残念ながら掲載には至らず。
数人の編集者と話し合うところまでして下さったそうで、
前回よりは大分良いところまで近付いたのかなぁ、とは思えたけど。
電話で問題点や改正の方向についてお話を伺いました。
持ち込みの段階なので、細かい意見を伝えるのは
その編集者の方の仕事の範囲では無いとも言えるのだけど、
掲載されないというだけで話が終わってしまうと、
こちらとしては得るものが無いので、
苦言を覚悟で問題点等を聞かせてもらうようお願いした。
色々明確なご意見をいただきました。
はっきりした感想を持っておられたというのは、
時間をかけてきちんと検討して下さった結果なので、ありがたい。
やはりそう言われたか、という内容だったので、納得はいきました。
持ち込みをする場合、パイロット版とも言うべき形で、
3〜40ページ程度の読み切り作品でまとめておく必要がある。
編集者に作品の全体像を知ってもらう必要があるし、
雑誌掲載に至るとしても枚数に限度がある。
お試しで掲載して読者の反応を見る。
ただ、やはり固定の連載陣の中で短い読み切りでインパクトを残すのは大変で、
短いページ数でキャラクターを際立たせ、
更に中心となるストーリーを展開させるのは至難の技。
雑誌の生え抜きのマンガ家であれば、読者にも馴染みがあるので
そのあたり、読者も余裕を持って読んでくれるのだけど、
途中から入り込むのは難しい。
本当に、雑誌の廃刊はシンドイ。
今回の問題点としては、やはり内容を盛り込み過ぎな点と、
中心軸となる出来事の難しさがあった。
その点の指摘は十分理解出来る。
マンガは気楽に楽しんで読めるものが良い。
ただ、その一方で、今回のネームのようなやや硬質な内容の作品にも
読者の方には触れてもらいたいと思う。
実際のところ、その雑誌と同世代の女性読者の方々も、
少年誌、青年誌をよく読んでいて、
やや難しいと思われる設定の作品も読みこなしている、と思う。
雑誌の特性はそれぞれなので、マンガ家は雑誌に合わせるべきなのだけど、
そればかりでは何だか勿体無いように思える。
読者をタイプ分けして雑誌作りをする事で、安定した売上を図るというのは
経営上は正しい選択なのかもしれないけど、
やはり幅が広がっていかなくなる懸念もある。
とは言え、
色々な面での自分の力不足も見つめなければならない。
伝えたいテーマを面白く描きこなせなかった、それに尽きるのだから。
ここで立ち止まっていても仕方無いので、
また次の進行方向を考えよう。
頑張った結果、打ち破れない壁に遭遇してしまうと、落ち込むし、焦る。
それは当然の反応なのだから、
そういう自分の姿もしっかり受け止めておかねばと思う。
なるべく本来通り、自分発信の作品作りをしていかねばと、
これまでとは違う企画を練って、出版社へ持ち込み中。
以前一度ブログに書いた通り。
同様の企画で色々修正したものを同じ編集部に持ち込みして、
昨日電話で返事をいただいたのだけど、残念ながら掲載には至らず。
数人の編集者と話し合うところまでして下さったそうで、
前回よりは大分良いところまで近付いたのかなぁ、とは思えたけど。
電話で問題点や改正の方向についてお話を伺いました。
持ち込みの段階なので、細かい意見を伝えるのは
その編集者の方の仕事の範囲では無いとも言えるのだけど、
掲載されないというだけで話が終わってしまうと、
こちらとしては得るものが無いので、
苦言を覚悟で問題点等を聞かせてもらうようお願いした。
色々明確なご意見をいただきました。
はっきりした感想を持っておられたというのは、
時間をかけてきちんと検討して下さった結果なので、ありがたい。
やはりそう言われたか、という内容だったので、納得はいきました。
持ち込みをする場合、パイロット版とも言うべき形で、
3〜40ページ程度の読み切り作品でまとめておく必要がある。
編集者に作品の全体像を知ってもらう必要があるし、
雑誌掲載に至るとしても枚数に限度がある。
お試しで掲載して読者の反応を見る。
ただ、やはり固定の連載陣の中で短い読み切りでインパクトを残すのは大変で、
短いページ数でキャラクターを際立たせ、
更に中心となるストーリーを展開させるのは至難の技。
雑誌の生え抜きのマンガ家であれば、読者にも馴染みがあるので
そのあたり、読者も余裕を持って読んでくれるのだけど、
途中から入り込むのは難しい。
本当に、雑誌の廃刊はシンドイ。
今回の問題点としては、やはり内容を盛り込み過ぎな点と、
中心軸となる出来事の難しさがあった。
その点の指摘は十分理解出来る。
マンガは気楽に楽しんで読めるものが良い。
ただ、その一方で、今回のネームのようなやや硬質な内容の作品にも
読者の方には触れてもらいたいと思う。
実際のところ、その雑誌と同世代の女性読者の方々も、
少年誌、青年誌をよく読んでいて、
やや難しいと思われる設定の作品も読みこなしている、と思う。
雑誌の特性はそれぞれなので、マンガ家は雑誌に合わせるべきなのだけど、
そればかりでは何だか勿体無いように思える。
読者をタイプ分けして雑誌作りをする事で、安定した売上を図るというのは
経営上は正しい選択なのかもしれないけど、
やはり幅が広がっていかなくなる懸念もある。
とは言え、
色々な面での自分の力不足も見つめなければならない。
伝えたいテーマを面白く描きこなせなかった、それに尽きるのだから。
ここで立ち止まっていても仕方無いので、
また次の進行方向を考えよう。
頑張った結果、打ち破れない壁に遭遇してしまうと、落ち込むし、焦る。
それは当然の反応なのだから、
そういう自分の姿もしっかり受け止めておかねばと思う。
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