忍者ブログ
マンガ家Mの日常
「巨人の星」をドラマ仕立てで使ったCMがヒットして以降、
マンガを素材に組み込むCMがよく作られるようになった。

それぞれのセンスの問題なのだろうけど、
こういうのを作りたがる人達って、二匹目三匹目のドジョウ狙いで、
マンガを愛してない。

以前に書いた通り、
「あしたのジョー」の矢吹丈がハンバーガーにかぶりつくCMは酷かった。

最近のもので違和感を覚えるのは、ソフトバンクのCM。
かつてのコミック・ヒーロー達が長じて引退して、
昔を懐かしむように実写として姿を表す。

面白いつもりなんだろうか?


マンガはマンガとして、読者の心の中の自由なイメージとして生きる続けるもの。


それを実写で映し出して卑近なイメージを固定させるのは愚の骨頂。

リアルを履き違えている。

ハリウッドでアメコミの映画が大ヒットしてるのに倣おうというつもりか?

ロートルになったヒーロー達がまとめてゴミ溜めに置かれているような
残念な印象しか受けない。
TVCMという巨大メディアの暴力で、マンガを馬鹿にされ、悔しい気持ち。
このシリーズは早く終わらせて欲しい。

ついでに言うと、
最近の堺雅人の作り笑顔は終わってる。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック