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マンガ家Mの日常
パリ銃撃事件の続報。
郊外のサン・ドニで犯行グループが発見され、女性が自爆した。

昨年のパリ旅行で、サン・ドニに大聖堂を見に訪れたので、
この地区でそうした事件が起きたと知らされると、背筋が少し冷えるのを感じる。

昨年は大聖堂が修復中で、名物の巨大なバラ窓が見られなかった。
あまり広くないスペースで宝物の展示をやっていたのでざっと見て回った。
大聖堂は駅のすぐ側にあり、他に名所とされる所も無かったので、
すぐメトロに乗って中心街へ帰った。
駅周辺しか見ていないけど、のんびりした小さな町だった。

サン・ドニにアラブ系の移民が多いようにTVニュースでは言われていたけど、
サン・ドニに限った事では無く、パリではほんの少し北に行くと、
アフリカ系、アラブ系の人達が目立って多くなる。


イスラム教では天国で最高の幸せが待っているから、死は怖いものではなく、
信者は死を恐れない、と言われるが、そんな訳は無い。
20代の若さで死んでも構わないなどと、誰が思うだろうか。
今回の自爆犯のアパートにも、ドラッグがあったと言われている。
薬物で精神状態を麻痺させて犯行に向かったのだ。
欧米の兵士の間でも薬物使用が行なわれていると言われている。

かつての日本の特攻隊を思えば理解できる。
他国からは、とんでもない行為だと恐れられた。
若い隊員達は大義の為に嫌とは言えず、死を覚悟するしかなかった。


何歳であれ、どの国、どの宗教の人であれ、
無用の死を防ぐ事から考え、行動をスタートさせるべきと思う。

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