ハーレクインのケータイ・コミックは順調とのお話を耳にします。
色々な形で楽しんでいただけるのは 大変ありがたい事です。
でも、裏事情的な事では少し疑問が残ります。
ケータイ・コミックで順調なジャンルとしては
ハーレクインの他にBLが挙げられるようですが、
それらがケータイで読まれる理由としてよく聞かされるのが、
「こっそり読む為。」といった、マイナスイメージです。
ただし、これは読者の方から伺った意見ではありませんから、
実際のところは何とも言えません。
周辺の人達の軽い偏見なのでしょうか。
ハーレクインやBLは大人の恋愛を描いたマンガなので、
話の展開ではベッドシーンもあり、
確かにそうしたシーンは人前でおおっぴらには読み難い。
でも、ただそれだけを描いている訳ではありません。
人としての成長や、恋愛の切ない心理等が丁寧に描かれています。
他のジャンルに関しては正確な事は知らないのですが、
ハーレクインの場合、ケータイ配信の契約の過程で
レイティングに相当するものがあって、裸や性描写は不可とされており、
修整された画面が配信されるようになっているので、
いたずらに性衝動を煽るような構成にはなっていません。
自分が手掛けた作品に関して言えば、
「ウェディング・ナイト」では原作のムードに合わせて
セクシーなシーンを描きました。
でも、読者の方が求めるものや 自分自身が表現したいと思うものは
ベッドシーンに偏ったドラマではありません。
そうしたシーンを描かなかったとしても、
十分に大人の素敵な恋愛を堪能出来ると思います。
...、
ハーレクイン・コミックの中では、私の作品はやや異質らしいです、
自分ではよくわかりませんが。
もっとライトな感覚で読める作品が望まれているのでしょうか。
マンガによっては、そのおフザケ感やあり得なさを楽しむ見方もあります。
エンターテインメントとして見ていただければそれで十分なのですが、
ハナからバカにしたような、蔑んだような見方をして来る方も多くいます。
私はそこを割り切れない。
マンガは一体、いつまでバカにされ続けるのだろう。
「先生」等と言われて偉ぶりたい訳では決して無い。
でも、マンガも映画や小説のようなエンターテインメントとしての敬意は
受けても良いのではないかと思うのです。
その為に、妥協せずにネームも絵も必死で描いています。
こういう事に関して、敢えて苦言を呈するならば、
出版社によるイメージ戦略も改革が必要な時期にあるのでは無いかと考えます。
(続く。)
色々な形で楽しんでいただけるのは 大変ありがたい事です。
でも、裏事情的な事では少し疑問が残ります。
ケータイ・コミックで順調なジャンルとしては
ハーレクインの他にBLが挙げられるようですが、
それらがケータイで読まれる理由としてよく聞かされるのが、
「こっそり読む為。」といった、マイナスイメージです。
ただし、これは読者の方から伺った意見ではありませんから、
実際のところは何とも言えません。
周辺の人達の軽い偏見なのでしょうか。
ハーレクインやBLは大人の恋愛を描いたマンガなので、
話の展開ではベッドシーンもあり、
確かにそうしたシーンは人前でおおっぴらには読み難い。
でも、ただそれだけを描いている訳ではありません。
人としての成長や、恋愛の切ない心理等が丁寧に描かれています。
他のジャンルに関しては正確な事は知らないのですが、
ハーレクインの場合、ケータイ配信の契約の過程で
レイティングに相当するものがあって、裸や性描写は不可とされており、
修整された画面が配信されるようになっているので、
いたずらに性衝動を煽るような構成にはなっていません。
自分が手掛けた作品に関して言えば、
「ウェディング・ナイト」では原作のムードに合わせて
セクシーなシーンを描きました。
でも、読者の方が求めるものや 自分自身が表現したいと思うものは
ベッドシーンに偏ったドラマではありません。
そうしたシーンを描かなかったとしても、
十分に大人の素敵な恋愛を堪能出来ると思います。
...、
ハーレクイン・コミックの中では、私の作品はやや異質らしいです、
自分ではよくわかりませんが。
もっとライトな感覚で読める作品が望まれているのでしょうか。
マンガによっては、そのおフザケ感やあり得なさを楽しむ見方もあります。
エンターテインメントとして見ていただければそれで十分なのですが、
ハナからバカにしたような、蔑んだような見方をして来る方も多くいます。
私はそこを割り切れない。
マンガは一体、いつまでバカにされ続けるのだろう。
「先生」等と言われて偉ぶりたい訳では決して無い。
でも、マンガも映画や小説のようなエンターテインメントとしての敬意は
受けても良いのではないかと思うのです。
その為に、妥協せずにネームも絵も必死で描いています。
こういう事に関して、敢えて苦言を呈するならば、
出版社によるイメージ戦略も改革が必要な時期にあるのでは無いかと考えます。
(続く。)
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