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マンガ家Mの日常
18日、もうAさんは来ないと感じて、
前回の親戚の不幸と今回の発熱と、どっちも確かに不可抗力ではあるけど、
微妙に様子が怪しくて、
加えて、連絡の仕方が怪しくて。
理由がなんであれ、もう3ストライク、アウトかなって。

そうしたら、22日だったか23日だったかにメールが来た。
「インフルエンザで検査入院してました。24、5日だったら行けそうです。」

検査入院?
インフルエンザでいきなり入院させてもらえる?
なんか、再びビミョー。

でも、とりあえずこうして、「仕事に行く。」と言ってくれてる訳だから、
やる気はあるのかな、と思って、
でも、検査入院直後はどうなのかなとも思ったんで、
月末への振替を提案した。
そしたらAさんもそれでO.K.だと。

月末は原稿の最終稿の締め切りになるんで、人手があるのはありがたいし、
無いと困る。
発熱だ、インフルエンザだと言ってても、
月末にはAさんも落ち着いている頃だろう。

...で、当日、
どこかスッキリしない不安があって、メールをチェックしたら、
「母が手伝いに行っている料理教室で...。」という、例のメールが入っていた。

ええ、正直、この子終わってる、って思いましたよ。
ここまで我慢した私がバカだった。

親戚の不幸、急病、
何かの用事をドタキャンしたい時に誰しも考えるアホな言い訳だけど、
まともな神経の人は実行しない。
だからこそ、逆にAさんの言い訳を信じてあげてた。
ところが、王道の言い訳を使い切っちゃった後、
やけくそなんだか、訳のわからない言い訳を立てて来た。

どこまで人をバカにしたら気が済むんだろう。

締め切り間際で、睡眠も取れずに、身体ボロボロになって、
それでもなんとかあがいて原稿に1本1本線を引いているマンガ家を
更に困らせて、何が楽しいのか?

(続く/多分、次で終わり。)


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