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マンガ家Mの日常
やはり美しいものは良い、
宇野君の演技を見て、改めてそう感じた。

五輪の直後の大会で、一部の選手は休息で不参加、
ウクライナ侵攻の問題でロシアとベラルーシの選手が参加を認められず、
確かに女子はやや手薄感は否めないけど、
ロシア選手がいなくても、十分にレベルの高い大会になっている。

女子SPで坂本花織選手に高い得点がついたのは、
五輪でのメダルが1つの「格」となったからだろう。

男子は日本勢が1、2、3を独占。
皆、良く集中していた。
フリーもこのまま集中を高めて、完璧な演技を見せて欲しい。

フランス勢では、トップのケビン・エイモスが流石の踊りの上手さ。
もう1人のフランス選手はアジア系だった。
どこの国もアジア系の選手の育成に力を入れて来るのかも。
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支援者の話ではなくてね、
スポーツ用品のサポーター。

数年前、左膝を痛めた時、試しに膝用のサポーターを購入。
まあまあだったのかな。
でも、その後少し痩せたせいか、緩くなってしまった。

先月、テニスのお誘いをいただいて参加した時、
まだ寒かったせいか、頑張り過ぎたせいか、
右脹ら脛に急に痛みが走った。
痙攣とか腓返りとか、よく分からないけど、肉離れのごく初期症状のような感じ。
それから数日間、微妙な痛みが継続していたので、
用心の為に、長時間歩く時やテニスの時は伸縮包帯を巻いていた。
でも、激しく動くとズレてしまう。
テニスのコーチからは市販のテーピングかサポーターを勧められた。
テーピングはそれなりの知識が必要だし、かぶれたりしたら嫌なので、
近所のドラッグストアで脹ら脛用のサポーターを購入。
使い心地はまあまあかな。

数年前から左足の外反母趾に悩まされている。
長年の運動不足もあったのだろうけど、それよりも、
子供の頃から足の人差し指が長くて、スニーカーを履いた時につっかえるので、
歩き方に変な癖がついていたせいではないかと思う。
ドラッグストアに外反母趾用のサポーターも置いてあったので、後日購入。
今日初めて装着。
効果がどの程度かはまだ分からない。
暫くの間使い続けてみよう。



ウィリアムズ姉妹に関しては、当該の大会以外にも、
妹のセリーナを勝たせる為に姉のビーナスが試合で手を抜いたのではとの話は
チラホラと聞かれていた。
年齢的に先にビッグタイトルを獲った姉に続いて、
妹にもビッグタイトルを獲らせたいとの家族の思い。
あの父親だし、試合内容を見ても、配慮があったと非難されても仕方なかった。
ただし、21年前の事なので、
ウィリアムズ姉妹に対する人種的偏見も強く現れたであろうと推察される。
最近父親とウィリアムズ姉妹について描かれた映画
「ドリームプラン」が公開された。
私自身はまだ観ていないので、どのように描かれていたのかは分からないけれど、
もしかすると大坂はその映画からの影響が残っていたのかもしれない。
実際に見たのはドキュメンタリー映像だとの事だけど。

しかし、しかし、
それは21年前の出来事。
(人種差別が今尚蔓延っているのも否定しきれない事実だけど。)
試合中にいきなり思い浮かべて動揺して泣き出すって...、
やはりどこか精神バランスが崩れているのではなかろうか。

記者会見拒否の問題の時も今回も、
大坂は、どうも自分の成績不振を周囲のせいにしているように見えてしまう。
メンタルヘルスや人種的偏見の問題について、
また大坂を持ち上げ擁護する意見は出るだろうけど、それが問題の本筋ではない。

最初のグランドスラムタイトルを獲った時期にあった、
闘争心とモチベーションと集中力が現在は著しく低下して、勝てなくなった、
ただそれだけ。
大坂自身の自覚が大事。

「テニス選手である前に、1人の人間。」
そういうのは、まず他人に迷惑をかけずに、
テニスという仕事をきっちりやっている人の台詞。

先程見たTV番組によると、
大坂のサーブを相手選手がリターンし、大坂がそれを取れなかったところで、
観客から「ナオミ、ヘタクソ!」とヤジが飛んだとされていた。
TV番組内での翻訳(意訳?)なので、正確なニュアンスは分からないけれど、
この状況だけではそれ程酷い事とは思えない。
勿論、ヤジは褒められた事ではないけれど、それよりも、
試合中断を招くような形にしてしまった大坂の方が問題があると思う。

観客はプロの素晴らしいプレーを観る為にお金を払って入場している、
一般の仕事に例えるなら、クライアントのようなもの。
準備不足で出来の悪いプレゼンをして、クライアントに批判されるのは当然。
以前のメンタルヘルスによる記者会見拒否の問題の時もそうだったけど、
記者や観客は、日々選手達を褒めそやし、気を使わなければならないのだろうか。
ダメなプレーにダメだと言う事さえ許されないのだろうか。

試合後、本来は勝者のみが行うオンコート・インタビューを
大坂は特別に与えられ、涙の訳を語った。
21年前のウィリアムズ姉妹に起きた出来事。
この件は私も記憶にある。
グランドスラムの準決勝で姉妹対決となるも、姉のビーナスは故障を理由に棄権。
妹のセリーナは不戦勝で決勝に進み、見事優勝し、
初のグランドスラムタイトルを手にした。
しかし、ビーナスの棄権は、
セリーナが体力温存して有利に決勝戦を戦えるようにする為の策だと見られ、
その後に出場したBNPパリバ・オープンで手酷いブーイングを浴び、
以後10数年間に渡って、姉妹は今大会を欠場した。
大坂は何かのビデオでそのシーンを見てショックを受けており、
それが試合中に脳裏に浮かんで動揺したとの説明だった。

(続く。)

インディアン・ウェルズ大会の名称の方がイメージとしてある。
グランドスラムに継ぐ規模の1000シリーズの大会。
大坂なおみ選手が2019年に電撃的優勝を飾り、
勢いをかってその後の快進撃でトップに躍り出た、記念的な大会。
80位前後までランキングを落とし、本戦にストレートイン出来なかったが、
シード選手の1人が故障で棄権した為、繰り上がりでのインとなった。

1回戦、実力者のスティーブンスに苦戦しながらもきっちり勝ちをおさめて、
復活をアピールした。
しかし、続く2回戦では試合開始間もなく観客から罵声を浴びて動揺し、
泣き出してしまった。
試合は中断され、大会主催者が大坂と話し合って、何とか再開するも、
調子を取り戻せず、ストレート負け。

ネットニュースを読むと「なおみは最低!」と観客が叫んだとの事だけど、
どういう流れでの言葉なのかが分からない。
何が最低なのか?
大坂は、数年前に同会場でウィリアムズ姉妹が罵声を浴びた様子を思い出して
悲しくなったそうだけど、それが大坂にどう関係するのか?

心無い言葉をぶつける観客に非があるのは当然だけど、
ブーイングは残念ながらプロスポーツの常でもある。
大事なのは、ブーイングを浴びないよう、観客を味方に付けておく事。
プロは人気商売だしね。
この1、2年の大坂の言動が、一部の観客の不評を買ったのは否めない。

とは言え、
こうして毎回大会の度に泣かれては、見てる側もシンドくなる。
勝敗や試合の内容ではなく、泣いた事ばかりが報道でクローズアップされる。
大坂が泣く度に大勢の退会関係者が気遣って右往左往させられる。
今回は試合中の事で、相手選手も待たされた。
大坂がトップクラスのセレブ選手だからの特別措置にも見えてしまって、
観客から益々反感を買っても仕方ない。

大坂のメンタルは現状どうなっているのだろう?
コーチやスタッフはちゃんとサポート出来ていないのだろうか。
トップに駆け上がり、大金を稼いで、世界的セレブとなった大坂なおみに、
はっきり物を言える人がいなくなってしまったのではなかろうか。
良薬は口に苦し。
大坂の成長の為に、サポートし、時に意見して来た、バインコーチのような人を
感情的に遠ざけてしまったようなやり方がまかり通ってしまう怖さ。

ファッションの仕事やBFとのインスタに意識が向いて、
テニスの試合でみっともない姿を見せていては、
これからも罵声は飛んで来る。

テニスファンは、メディアの中にではなく、
コートの上に感動を求める