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マンガ家Mの日常
深夜、寝付けなくて、
TVをつけてウィンブルドンの試合の様子を確認。
男子準々決勝、ナダルがアメリカの若手テイラー・フリッツと対戦中。
第5セット第10ゲーム、4-5でナダルのサーブ。
こんなにもつれているとは思わなかった。
ナダルの故障がぶり返したらしい。
その後痛み止めの効果もあって、集中力を取り戻したナダルが
10カウントタイブレークを制して勝利を掴んだ。

昨日のジョコビッチに続き、魂の大逆転。

故障している2人に対しても、まだまだ若手は勝ち切れない。


…そんな凄い試合に触れながらも、
気分がイマイチ晴れない。

テニス仲間のLINEグループで、どうにもややこしい人がいる。
何だか日本語が通じない。
LINEの短文を上手くまとめられないのだろうけど、
毎回言葉のチョイスが変で、
何かを誤解しているようであり、また、誤解を招くような文章を書く。
そして、自己都合で度々予約を変更される。
急な都合で予定変更になるのは誰しもある事なので、それ自体をどうこう言うつもりは無い。
問題はその後の対処の仕方。
彼女の尻拭いを毎回私がする事になる。

他の人の都合を考えない。
ひたすら自分の都合だけを並べる。
他の人にも配慮するように伝えても、届かない。
自分の「決定」を突きつける前に、ちょっと立ち止まって、他の人の様子を尋ねてと、
再三再四伝えたのだけど…。

LINEが長くなり、彼女からは
「今度会う時に話をさせて下さい。」と来た。
おいおい、その考え方がまずいってさっきから言ってるんだよ。
「今度会う時に話をさせていただきたいのですが、お時間をいただけますか?」
まともな大人はそういうふうに言うもんだよ。

シンドイので断る事にした。
LINEで一生懸命に話しても、ろくに伝わらないのだから、
会って話したところで中途半端な言い分を聞かされて終わるだろう。
彼女は「話が並行線だ。」と言うけれど、
相手の話に聞く耳を持たなければ、いつまでも並行線にしかならない。
少なくともこちらは、彼女の突然の予定変更を毎回受け入れているのだけど。
そんな事には関心が働かないんだろうな。
「ファミリーファーストだ。」と言っていた。
ハイ、それは結構。
ご家族の都合を大事になさって下さい。
でもそれは、他人に迷惑をかけても良いという事ではないのです。
小さい子がいて、予定がクルクル変わる。
それもよく理解出来ます。
でも、その状態のケアを誰かに頼めるとか出来ないのであれば、
大人同士の付き合いは少しセーブするしかないのではないかな、残念ながら。
それが本当の「ファミリーファースト」だと思う。
何もかも自分に都合よく?
世の中そんなふうには出来ていないのです。

決して、悪意のある考え方をするタイプではないのは分かっている。
でも、毎回彼女の予定変更に振り回されるのは疲れる。
LINEグループからはフェードアウトしよう。
プライベートレッスンとスクールとで、一応練習量は足りてるので、
LINEグループでの練習はさほど必要ではない。

何より、今日はテニスを楽しいと感じられない。
熱戦のウィンブルドンを見てさえ。

それだけは改めなければならないので。
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