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マンガ家Mの日常
女子フィギュア、フリー。
宮原知子、パーフェクトな演技で4位をキープ。

宮原知子も坂本花織も、それぞれ本人が納得いく演技で締めくくった。
団体戦でミスが色々見つかったのが、逆に功を奏して、
きちんと修正して個人戦に臨めたのが良かった。

とは言え、やはり、宮原に対してのジャッジは気になる。
身体の大きい欧米選手と比べると、
小柄で迫力不足と見えてしまうのは仕方無いにしても、
演技のひとつひとつの完成度は遜色無い。
むしろ、正確で無駄の無い美しい動きは、上位3選手よりも上ではなかろうか。
同国選手への身贔屓を承知で言えば、
銅メダルのオズモンドよりもフリーの得点が低いのは納得いかない。

宮原のフリーのプログラムは「蝶々夫人」で、欧米文化の作品には違いないが、
オペラなので、バレエの要素による振り付けとはやや異なる。

最終組で、ロシアのザギトワやメドベージェワは勿論の事、
カナダのオズモンドやイタリアのコストナーも、
クラシックバレエを基軸とした振り付けで臨んで来た。

要するに、やはり、クラシックバレエ的な演技が
ジャッジに高く評価される傾向にあると判断しての選択であったと思える。
今大会は特に顕著だった。

日本に不利だから文句を言いたい、というのもなんだけど、
偏重を避けるのがジャッジの正しい在り方だと思う。

採点競技の難しさ。

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