巨人の５割復帰に一喜一憂する毎日。
イニングの合間に観客席がスクリーンに映される。
手製の応援ボードがいいね。

メジャーの球場が全部そうなのかはわからないけど、
セーフィコフィールドでは、子供達が沢山の団体で来ていて、
イニングの合間にそれぞれのチームで踊り出す。
踊りって言っても、振り付けのちゃんとしたヤツとかじゃなく、
なんか腕振ったり腰振ったり、とにかく一生懸命身体動かしてる。
で、球場のスクリーンで　それが狙い撃ちの感じで映される訳だ。
だから子供達も映りたくて必死。
ひとりふたりじゃインパクトがないから、とにかく集団で来る。
小学校とか、ご近所さんとかなのかな。

私はスタンドの上の方にいたんだけど、
すぐ上の同じ安い席に　６、７歳くらいの子供達が１０人くらいいて、
イニングが終わる度に立ち上がって懸命に踊ってた。
野球見に来たっていうより、スクリーンに映りたくて来てたのかも。
スタンドの上の方はやや暗いせいか、遠くてカメラが届き難いせいか、
その子達、ずっと頑張ってたけど、なかなか映してもらえなかった。
残念、でもまた次があるよ。

安い席にいた子供達は、服装からして、そう裕福な感じではない。
だから安い席にいる訳なんだけど。
グラウンドに近い、値段の高い席にいる子供達の方が映り易い。
それでも毎回必死で踊ってる　安い席の子供達を見てると
ちょっと切なくなった。
球場のカメラマンさん、あの子達も映してあげて。
下にいる裕福な子供達より　あの子達の受ける感動は大きいと思うんだ。
お金があんまり無くて　他に目立つ遊びってそうは出来ないから
あの子達は球場に懸けてるんだよ。

子供達の団体をスクリーンに映すサービスって、スゴく賢い。
子供のうちに球場通いが身に付けば、大人になってからもずっと来るし、
それを団体で捕まえようってんだから。

球団も観客も、皆エンターテイナー。
楽しみ方は色々。