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マンガ家Mの日常
ここ暫く、明け方にキイキイとうるさい音で目が覚める。
窓を開けて外を見ても、誰かが騒いでいるふうもない。

音の主を思うと、雀の囀りのよう。

窓脇に電柱が立っている。
おそらく、雀が付属のボックスの中に巣を作ったのだろう。
街中でも、騒がしい電柱に遭遇する。

この明け方の合唱に、暫く付き合うしかないのか、
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引っ越しの件を聞いて、送別会の企画を考え、当人の予定を確認し、
近所のテニス仲間に連絡したのが、6月中旬。
そこから1週間以内には全員からの返事が出揃ったので、
各自の希望に合わせて2日間に割り振って、連絡完了。

それでひと通り済んだ筈だった。

1回目の送別会を前に、参加者にリマインド。
その前日の土曜日に、別件で2人と連絡を取ったら、
2人ともそれぞれ事情があって、欠席すると言う。
1人だけなら構わなかったが、2人となると、
2日目とのバランスを整える為に人数調整が必要になり、
2日目に入っていた人に急遽1日目に移動してもらった。

それで再び済んだ筈だった。

で、1日目の送別会前日に参加者にリマインドを送信したら、
ボロボロとキャンセルの返信が来る。
体調不良だったり、熱中症警戒だったりと、事情は理解するけれど、それにしても、
熱中症警戒だって、このところの様子と週間天気予報で、
自分自身の体調管理の傾向は判断出来る筈。

問題は熱中症ではなく、
こちらからリマインドを送信してから、
グズグズとキャンセルの返信をすれば良いと思われているところにある。
こっちの迷惑を考えなかったのかな。
リマインドは最終確認であって、各自の自由なリスケジュールではない。
キャンセルを伝え側は、自分ひとりの事だと気軽に思っているのだろうけど、
取りまとめしているこっちは、その何倍もの連絡をあちこちにしなければならない。
そんな苦労は思いもよらないのだろう。

送別会なので、いつもの練習よりも人数が多く、
各自長い時間プレーするというわけにはいかないだろう事も、事前に伝えてあった。
なので、逆に、暑くても、交代して十分な休憩を取る事が可能だった。
ところが、ある人は、逆に、人数が多いのを嫌がって、
予約の2時間のうちの前半1時間を、他の人との練習にしてしまった。
そう考えたらならそれで、何故決める前にこちらに確認してくれなかったのか。

こうして、送別会の趣旨は忘れられていく。

私が主催しているから、自分の都合を通しても何も気にしていないのだろうけど、
それぞれ、主賓に、自分から欠席を伝えられるだろうか。
1日目は、主賓と私の他に7人の参加が予定されていたけど、
予定通りに来ると言ってくれたのはたった1人。
他の人とは社会性の差を感じる。


人集めの連絡は、アシスタントさん集めで散々やって来たから、
それなりに耐性はあるけれど、
やっぱり時間を取られるし、手間がかかって気を遣う。

テニスの練習はしたいけれど、身勝手な人達を相手に気を遣うのは楽しくない。
今後について、少し考えよう。
重荷を降ろす為には、練習量が減っても仕方ない。

3年程前にテニススクールで知り合った方(マニさん、インド国籍)が、
奥様の仕事の都合で、家族で2年程ボストンに引っ越し。
2年後果たしてスムーズに帰国するかどうかわからないし、
帰国して、また同じ地域に戻るかもわからない。
練習相手が減るのが悲しい。

テニス仲間なので、飲み会等ではなく、テニスでの送別会を企画して手配したら、
思っていたより多くの参加希望が来た。
2日間に分けての開催。

が、1回目を明日に控えて、LINEでリマインドを送信したら、
今になって欠席するとか言って来る人達がいる。
事情はそれぞれなので仕方ないが、
どうして、欠席しようと思った時にこちらに連絡しないのだろう。
改めて調整して、全員に送信したリマインドに追加連絡をしなければならない。

気の良いマダムは、常日頃、私が気を使い過ぎだと言ってくれるが、
こうした些細に思える事柄の積み重ねが、
こちらの気遣いの量を増やす事に気づいておられない。

暑い中、ちょっとイラッが増す。

深夜に気軽な映画をと思い、程々の長さの作品をチョイス。
「6歳のボクが、大人になるまで」でアカデミー賞にノミネートされた
リチャード・リンクレイター監督作品。


バーナデッドはIT長者の夫エルジーと娘ビーの3人で、
シアトル郊外の元教護院の古い邸宅を買い取り、改装しながら暮らしているが、
孤独癖で天才肌のバーナデッドは近所に馴染めずトラブル続き。

バーナデッドは、若い頃、将来を嘱望された超優秀な建築家だったが、
3年がかりで作り上げた重要な建築物を買い取った大企業に瞬時に破壊され、
ショックも重なり、同時期に流産を繰り返していた事もあり、
仕事を離れて専業主婦になっていた。

ビーが学校でトップの成績を収めた為、
約束通り、南極へ家族旅行するプランを実行する事になった。
長期の旅行のプレッシャーから、不安神経症のような状態が強くなり、
エルジーはバーナデッドを精神科の診療所へ入所させようとする。
入所を拒むバーナデッドは、1人で先に南極へ向かう。

到着した南極の基地の一つで、研究者の女性と知り合い、
南極点の新しい基地建設の話を聞き、一気に建築への情熱が呼び覚まされると、
南極点行きの船に密航し、基地に着く。
所長に建築計画を伝え、滞在を許可してもらい、企画を進める。
建物を建てる現場を深く調査し、創造性豊かな建築をする、
その原点に改めて辿り着いた。

あとを追いかけて来たエルジーとビーに再会。
エルジーは仕事にかまけてバーナデッドを疎かにしていた事を反省し、
会社を手放し、家族との時間を優先させる。
バーナデッドはまずは5週間の調査滞在に入る。


豊かな才能に恵まれながら、キャリアの途中で大きな挫折を味わい、
仕事から離脱して、主婦業に埋もれて、残りの人生を鬱々と暮らす、
そういう女性がまだまだ多く存在する。

傲慢な天才という設定は、
同じケイト・ブランシェット主演の「TAR」を思い起こさせる。
ただし、今作はイマイチ。
イントロから、どうにもリンクレイターの演出が理屈っぽい。
コメディとして笑える程でもなく、心理劇として没入出来る程でもなく。
バーナデッドが頼りにしていたプライベート秘書「マルジェラ」が
実はロシアの詐欺組織だったって、何だか突飛で、
設定として生きているようにも思えず。

バーナデッドの危うい素行に、優しく従う夫と娘ってのも、何だかなぁ。
第一、南極旅行ってのも、富裕層ならではだし。
ビーは15歳くらいで、卒業後は寄宿学校に入学する予定だったので、
バーナデッドは5週間の南極滞在をサクッと決断しちゃった。
一応、夫と娘のダメ出しがあれば止めるとは言ってたけど。
色々と設定が一般からは乖離している。

「6歳のボク」も、個人的にイマイチだったんで、
リンクレイター監督の演出と感覚が合わないのかもしれない。

映画の中の氷山に囲まれた南極の風景が美しいんだけど、
ロケ地はグリーンランドのようです。


英国の医療ミステリードラマのミニシリーズ、全5話。


救急外来の医師ルシンダは、コロナ禍で精神的に疲弊し、
薬物依存症に陥っていた。
依存症を隠して職場復帰するが、
オーバードーズで搬送された若い女性患者イーディスの治療に当たって、
新人研修医への指示の不備で、イーディスが亡くなり、調査を受ける事になった。

イーディスは、ルシンダのかつての指導医ロブの妻が運営に携わる
依存症治療センターの患者で、
センターでは評判を上げる為に、患者の治癒、退院を急がせていた。
退院後に依存症が再発した元患者達が悪質なドラッグに手を染めないよう、
ロブは薬を手配していた。
ルシンダはロブに頼まれて、オーバードーズ患者を手早く治療していたが、
死亡事故の責任を問われる羽目になり、路上でロブと口論するうち、
勢い余ってロブを突き飛ばすと、バランスを崩したロブは車道に飛び出て、
来合わせた車に跳ねられてしまった。
その場では一命を取り留め、緊急搬送されるが、後に亡くなる。

ルシンダはロブの薬の入手先を突き止めようと、自ら調査を始める。
ある薬局に辿り着くが、
オーナーのジュベアはルシンダが務める病院の理事の1人で、
病院の医師レオと結託して、薬の横流しをして大金を稼いでいたのだった。

真相に気づいたルシンダはオーバードーズに見せかけて殺害されかけるが、
彼女が指導した救命医療チームの適切な判断で助けられる。

ロブの妻は、夫の死への慚愧の念と、ルシンダに事実を知られた事から、
自らMIU(医療調査ユニット)にデータを提供し、自供する。

ルシンダに息子の命を救われた男が、ジュベアを射殺する。
レオは薬品の横領の罪で逮捕される。


全体的に盛り上がりに欠ける感はあったけど、まあまあかな。

薬物依存症の問題と共に、現場の医師までもが依存症に陥ってしまう怖さ。
日本では鎮痛剤等の使用や管理が欧米よりも厳しく設定されているので、
欧米程には多くはないけど、街中で危険なドラッグの売買が横行している。

医師のレオがイケメンだなぁと思っていたら、
忘れかけていたけど、「ザ・フォロウィング」のジェームズ・ピュアフォイで、
そりゃあ、事件の裏に関わっているよなぁって。

「マルプラクティス」は直訳すると「不正行為」となる。
「陰謀の処方箋」と共に、ドラマのイメージがやや伝わり難い邦題だった。

WOWOWでは、
子育て中の女医達を主役にした英国ドラマ「マターナル」もスタートしていて、
女医の立場の様々な難しさがクローズアップされて来ている。

ウチの亡き母と比較して見てしまう。