忍者ブログ
マンガ家Mの日常
短期集中筋トレの成果で、美ボディ獲得。
ウエスト56cm。
シックスパックが美しい。
原宿に行ったら、芸能事務所のスカウトがシツコイ。
PR

実話に基づく社会派映画。


2001年9月11日アメリカ同時多発テロの犠牲者と遺族に、
アメリカ政府は補償金プログラムを設定。
弁護士ファインバーグの事務所が無償で担当する事になった。

生命保険の算出方法を元に、犠牲者の年収をベースに補償金額を算出するが、
型通りのやり方に、犠牲者団体から強い反発を受ける。
低所得者にも残された家族があり、当日の現場での様々な事情がある。
政府が設定した補償金申請の期限までに、目標80%の申請が来ないと、
プログラム自体が白紙となりかねない。

ファインバーグは犠牲者に補償金を渡そうという道義心から請け負ったが、
遺族との面談は部下任せで、型通りの算出方法で手早く進める事に固執していた。

遺族の1人である人権活動家ウルフに促され、遺族と接するに連れて、
徐々に心境が変化し、犠牲者に思いをはせるようになった。
ビル内で同僚にエレベーターを譲った為に逃げ遅れた男性。
勇気を振り絞って人命救助に当たって命を落とした消防士達。
ファインバーグが算出法を見直したという情報が
ウルフから遺族に向けて告げられ、
目標値を遥かに超える遺族から申請手続きに応じる書類が届いた。


アメリカの民衆による公的正義を表現した映画。

年収のみに基づいて補償金が算出されれば、
富裕層と低所得者層で「命の値段」に大きな差がついた。
自らも富裕層であるファインバーグもそれを当然としてやり過ごそうとしていた。
アメリカの富裕層の強欲さが恐ろしい。
本当の社会正義を問うならば、富裕層と低所得者層の格差が是正されるべき。

州毎に法律が違うのがアメリカのややこしいところで、苦慮もあった。
ゲイカップルだった遺族の訴えは世間を動かしたけど、
補償金は息子を勘当した両親の元に行った。
浮気相手の子供達は補償金を認められた。

日本でも、大災害の後の復興がしばしば停滞する。
果たして公正に補償されているのだろうか。

「ザ・ロストシティ」に続いて、ダニエル・ラドクリフ怪演。
マイケル・ジャクソンの代表曲「今夜もビート・イット」のパロディ曲、
「今夜もイート・イット」でブレークしたアル・ヤンコビックの自伝映画。


少年時代、ラジオのコメディ番組に夢中になったアルは歌手を目指す。
しかし、工場労働者のマッチョ系父親は猛反対。
高校卒業後、地元を離れ、仲間にも恵まれ、
パロディ曲を録音したテープをラジオ番組に送った事がきっかけで、
プロの道を進む。

すると...。

並み居るヒット曲を抑え、アルのパロディ曲がヒットチャート上位を独占。
コンサートは大盛況。
成功を掴んだアルだったが、両親は認めようとしなかった。
パロディ曲から脱却しようと、
オリジナル曲「今夜もイート・イット」を発表すると、
マイケル・ジャクソンがアルの曲をパクって「今夜もビート・イット」を発表。

すると...。

アルのパロディ曲でオリジナル楽曲の大ヒットに繋がる状況に目をつけた
マドンナがアルに急接近し、色仕掛けで思い通りに操る。
アルは次第に傲慢になり、アルコールに溺れ、バンド仲間と不和状態。
アルの大ファンだという麻薬王に拉致され、彼の誕生日に歌うよう頼まれる。
断ると、マドンナも殺されかけ、銃撃戦となり、麻薬王一味を全滅。

すると...。

マドンナは麻薬王の後釜になって大金を稼ごうと言い出す。
2人は決別し、アルはステージに戻り、マドンナは麻薬王の道を突き進む。


父親があくまでアルの活躍を認めようとしない様子に、
自分と父の状況が重ね合わさって、ちょっと悲しくなった。

でも、それ以外は、大胆なパロディ。
ダニエル君、ぶっ飛んだ役に挑戦する事で、脱皮を図ろうとしている。
頑張ってね。

マドンナ、ウケる。


松本人志さんが名誉毀損等で「週刊文春」を訴えている裁判。
松本さん側は被害を告発している女性Aさん、Bさんの身元を明らかにするよう請求。
それに対して「文春」側は、取材対象の身元秘匿を主張。

これはかなり微妙な問題。

報道機関が取材対象の身元を秘匿するのは、
取材対象者を守り、報道の自由を守る為でもある。

でも、今回の裁判では、AさんBさんが誰なのか明確にされなければ、
松本さん側はAさんBさんの告発内容が虚偽だとする為の立証に差し支える。
おそらく、誰かはわかっているのだろうけど。

Aさんは裁判で証言してもいいと言っていたので、
それならば身元開示に問題はないのでは無かろうか。

新しい「文春」の記事では、Aさんは事件の後も小沢さんの飲み会に参加していた。
それは、芸能界の仕事を続ける為に松本さんや小沢さんの機嫌を損ねてはマズイというのと、
後々告発する為の情報収集としてだそうだ。

でも、何だか変な感じ。
TVで松本さんを見るのにさえ恐怖を感じていたのに、
飲み会で直接小沢さんに会うのは平気なの?
松本さんを告発したら、100%芸能界干される。
告発するのにどのような情報収集をしたのか?
で、やっぱり一番気になるのは、
警察には相手にされないとしても、
だとしたら、何故弁護士に相談しに行かなかったのか?
事件から数年経って、「文春」が接触して来た時には告発を躊躇い続け、
昨年の旧ジャニーズ問題での告発に勇気を得て踏み切ったそうだけど、
何だかその辺りも微妙。
告発するつもりで情報収集していたけど、昨年まで告発するつもりは無かった?
告発の為の情報収集で飲み会に参加したというのが、どうにも後付けっぽい。

モヤモヤするばかりの、嫌な事件だなぁ。

お互い色々手続きは進めているのだろうけど、
当夜、参加していた他の女性達の証言とかが本当の決め手になる筈。
その人達が出て来れば、はっきりする。

高校の学年同窓会のお知らせがあった。

コロナ禍で4年程開催されずにいたので、久しぶり。

でも、日程をよくよく見ると、母の33回忌法要にぶつかりそう。

日程をいつにするかは弟次第なんだけど。 

同窓会で母の33回忌法要に欠席とは、なんぼなんでもねえ。

やっぱり、同窓会は見送りかな。