勿論、他のいくつかのバンドのコンサートにも行っているのだけど、
年間に行く回数が以前よりやはり減ってしまって、
古くから聞いているお馴染みのバンドで、
今も一線で活躍していて、定期的に来日出来るバンド、となると、
限られて来てしまうのは致し方ない。
前日までさいたまスーパーアリーナでフェスがあって、
ヘッドライナーとして参加していたのだけど、
さいたまはウチから遠いし、フェスはチケット代も高い。
ガラコンサート的に沢山のバンドをつまみ食いしたいなら良いんだろうけど、
ひとつのバンドのコンサートとしては消化不良で物足りない。
幸い今回は単独公演があったので、こっちだけに行く事にした。
フェスでは90分だったところ、単独では3時間の演奏。
相変わらずなのだけど、3時間もやってくれるのはこのバンドだけ。
1曲1曲の構成が大きくて時間がかかって、
短時間のコンサートでは曲の数を多く演奏出来ないから、
身を切って長時間演奏に踏み切ったのだろう。
ソロパート等を挟み、ボチボチ休息も取っているのだけど、
基本、黙々とひたすら演奏している。MCもごくわずか。
2時間を越えた辺りからこっちも感覚が麻痺して来て、立ちっぱなしはツラいけど
このまま夜通し演奏してもらっても良いような気分になる。
今回のセットリストは、複雑な転調の多い曲ではなくて、
ノリ易い曲が多かったように感じられた。
ベテランだし、プログレ的な要素の強いバンドなので、
ファンも適度なノリをわきまえているようで、良い仕上がりのコンサートだった。
オリジナルメンバーのマイク・ポートノイが、もう完全に脱退しちゃったのが残念。
会場はオッサンが多い。ヘヴィメタ系は年齢層が上がってしまった。
若い子でも、内容の濃い音楽が聞きたい人達は付いて来ている。
ただ、女性は少ない。
ええ、はっきり言って、バンドメンバーのヴィジュアルのせいでしょう。
BON JOVIじゃないからね。
濃いひげ面の地味な小太りのオッサンでは、なかなか女性が付いて来ない。
でも、楽曲自体はクラシカルな要素を含んで、美しい旋律なので、
むしろ女性の好みだと思える。 もっと女性も聞いてくれれば良いのに。
35歳オーバーの女性限定のコンサートとかもやってくれると案外良いかも。
ちょっと失敗したなぁと思ったのは、
少し前に出た新譜を買ったまま聞いてなくて、
その前のアルバムもあんまりしっかり聞いていなかったもんで、
今回は知らない曲が多かった。
頼みの綱だった昔の名曲が遂に外されてしまっていた。
フェスの方でやっちゃったのかな。
良いコンサートはそれだけで楽しめるものだし、
CDは後からいつでも聞けるけど、コンサートはその時だけなので、
あれやこれや忙しくて疲れてCD聞いてなくても
コンサート優先で行くようにせざるを得なくなってたんだけど、
やっぱりアルバムを聞き込んでた方がしっかり楽しめるね。反省。
遅ればせながらだけど、もっとちゃんと聞いておこう。
段々こういうケースが増えて来ちゃったなぁ。
ビートルズに関しては、思想とか、麻薬のイメージとかが先行してたけど、
本当はビートルズの音楽が好きじゃないって事に、最近気付いた。
世代が違うんで、時代背景と共に聞くって事が出来ないから、
リアルタイムで聞いていた人とは同じようには受けとめられない。
それはどのジャンルの文化でもある事。
ビートルズの曲って、何かフワフワして、イラッとしてしまう。
こっちもフワフワした気分だったら良かったのかな。
プログレッシブ・ロック以降の
もっと重くて複雑な音楽を先行して聞いてしまってたから、
今更後戻りはし難かったかも。
この点に関しては水野英子先生の「ファイヤー!」の刷り込みもちょっとある。
ジョン・レノンの声が好きじゃないってのが、ずっと以前からあった。
声は完全に個人的な好みだから、仕様が無い。
鼻にかかったような声って、セクシーな面もあるけど、微妙。
BONOの乾いた鼻声は良いけど、
似たような感じでも、STINGのしっとりした鼻声にはあまり関心が湧かない。
BONOはアイリッシュで、STINGやジョンは英国人だから、
国のアクセント、発音の違いがあるのかな。
だとすると、もしかして私、英国の英語が好きではないのかも?
大元の情報が何処から来てるのかわかんないんだけど、
Facebookのサイトでは9月頃の発表が噂として以前から上がってた。
それがどうやら現実になりつつあるらしい。
これから数週間のウチにビデオシューティングが行われて、
9月か10月にシングルが発表され、早ければ11月か、
年内にはニューアルバム発表。 クリスマス合わせかも。
グラミーのノミネーションに合わせるのであれば11月説が有力。
困ってる。
何で困ってるって、
それは以前にも書いた事がある。
アルバムが発表されたら、ほぼ同時期にツアー日程が発表される。
ずっと前までは旅行代理店の人に、チケットも含めて手配してもらってたから
何も問題無かった。
ところが、代理店が無くなっちゃった。
で、前回はフィリップがチケット取りを請け負ってくれた。
で、別れちゃったんで、
今のところアメリカツアーのチケットの手配の当てが無い。
で、別れた時、一応フィリップは、チケット取りの手伝いだけはしてあげる
とは言ってくれてたんだけど、
それどころじゃないモメようだったから、今更頼むのはちょっとね。
U2のホームページから申し込みが出来る筈なんだけど、
応募が殺到するのは目に見えていて、果たして正規で取れるかどうか。
すぐに自分のツアー日程決めるのも難しいしね。
で、実際のところ代理店でもフィリップでも、
間を置いて、現地のebayとかのネットオークションで取ってもらっていた。
勿論代金は多少は高くなっちゃうけどね、法外って程でも無いんで、
それくらいは覚悟の上。
で、これからは自分でやんなきゃ。
でも、まだやった事無いんで、アメリカのebayで上手く買えるかどうか不安。
誰か分かる人に教えてもらえれば、と思ったんだけど、
まだそう言う人に巡り合っていない。
アメリカのebayのサイトも日本語訳が出るので、
多分なんとかなるんじゃないかとは思うんだけど、やっぱり不安。
不安で頭がグルグルして、他の事に集中出来ないよ。
ツアーは2〜3年続くんで、猶予はあるんだけどね。
とりあえず、ボチボチ心当たりに相談してみよう。
最初は失敗を承知の上でやってみるしかないのかなぁ。
今月はEXILE。
何か変な顔の子がいるなぁ、と思ったら、
ポスターの貼り方がほんの少し上下にズレていたのだった。
外枠に合わせちゃったからかな。
手前に写ってる主要メンバーはまともに出てる。
後ろの方の若手が割を食った。
でも、仕方無いね、それが序列というものだから。
タカヒロ以降、キレイな顔のメンバーが増えている。
せっかくの顔なんだから、
ポスターできちんと貼ってもらえるよう、前に立てるよう頑張ろうね。
少女時代コンサート、行って来ました!
Kポップに限らず、アイドルのコンサートってこれが初めての体験。
いつも行ってるロック、ヘビメタ系とは明らかに雰囲気が違いますね。
一般のコンサートではなく、WOWOWの視聴者サービスだったせいか、
若い男性客はそう多くは無くて、
むしろオジ様と、若い女の子が目立った。
少女時代はキレイ系で、
AKBやももクロといった日本のロリコン系アイドルに
イマイチはまれない人達が来てるのかな。
そう考えてみると、今、日本じゃ正統派アイドルって見かけないなぁ。
AKBもカワイイけど、ロリコン系なのとヤンキーが入ってるのに若干抵抗を感じる。
少女時代みたいなキレイなお姉様に憧れる方が健全かも。
よくわかってないんだけど、
フォーメーションが基本のダンスは、パリのレビューの縮小版みたいな感じ。
皆足がスラッとまっすぐで長くて、スタイル良い。
ふむ、こういうのも好みなのかね。
AKBの女の子の彎曲した内股がカワイイって思う男性もいるようで。
ダンスしながら歌うのは当然体力がいるし、
衣装替えもあって、何曲かずつでブランクの時間帯が出来る。
その間はモニターに彼女達が演じるちょっとミステリアスな映像が流れて、
それもなかなかおしゃれで良かった。
同行者の方はKポップのコンサートに慣れているので、色々教えてもらった。
入場の際にペンライト(しゃもじ型/今回は無料)を配られて、
Kポップの場合、コンサートの間中それはつけっぱなしなんだって。
KARAの前の5人はなんとなく区別がついてたんだけど、
少女時代、9人となるとなかなか難しい。
同行者の方も言ってたように、髪型が変わったりすると、またゴッチャになる。
ポイントとしては、ジェシカ、ティファニー、サニーといった
英語名から潰して覚えていくと良いかも。
斜め後ろの席の女子高生らしき2人組は
終始テンション高く、「カワイイー!」と叫んでいた。 良かったね。
実際、やっぱりキレイなのが売りなので、
確かに、出来ればもっと近くで見てみたかったなぁって気になった。
今回は無料の視聴者サービスだし、何となくで応募しただけだったんで
どんな席でも、まぁ文句は無かったんだけど、
400レベルの席からではちょっと物足りない。
歌そのものは、9人で歌い分けているとやや散漫になるようではあったけど、
ポップで乗り易いメロディでした。
私もずぅーっとペンライト振って頑張ったよ。
楽しいコンサートでした。