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マンガ家Mの日常
番組の中で、印象に残った事、いくつか。

母親から、芸術において妥協してはならないと教えられて来たブーニン。
日常生活においても、漬け物1つ食べるのでさえ、
妻に、ホテルのような配膳を求める。
応える方も立派。
フツーの家庭だったら、「ざけんな!」ってなる。

全盲のピアニスト辻井伸行氏。
赤ん坊の頃、母親がブーニンのCDをずっと聴かせていた。
辻井氏は足をバタバタさせて喜んで聴いていたが、
同じ楽曲で、他の演奏者のCDには、そこまで反応しなかったとか。
天才が天才を聴き分ける。


番組内容とは違うけど…。

音楽は、絵画や文学よりもAIに親和性が高い。
病気や怪我、或いは加齢で、思う通りに演奏出来なくなったら、
そこにはどのような価値があるのだろうか。
AIが、合成した音を聴かせれば良い。

…でも、やっぱり、そうじゃない。

生身の人間の演奏、絵画、文学にこそ、
人がこの世で生きる意味が宿っている。
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