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マンガ家Mの日常

友人に頼んで先行予約してもらったコンサートのチケット。


主催者からアップグレード受付のメールが来た。

前方のスタンディングエリアなんだけど、
追加料金払ってアップグレードすれば、一般の入場時間前に入場出来るとの事。
早く入って、良いポジションでコンサートを楽しめる。

それはまぁ、良いんだけど...。
元のチケット代が高額な上に、追加料金もかなりなお値段。

でも、背に腹は変えられず、申し込みを再度友人に頼んだ。

最近、転売防止が広く呼びかけられている。
その予防策の一環でもあるんだろう。
先行予約は早いけど、チケットは直前でないと発券しない。
スタンディングは番号次第だから、
番号がわからないと、転売で値の付けようが限られる。
ファンクラブ受付とか、主催者先行最速受付とか、色々理由付けはしてあるけれど。

で、転売で良い番号のチケットが高く売れるんなら、主催者が自らやろうって事?
それも、どうよ?って感じだね。
転売のサイトの金額より高いよ。

スタンディングエリアは、日本の場合、後方から無理やり押し込んでくる人も多い。
そうなると、高額チケットにどれだけの価値があると言えるのか?
アップグレードはどれくらい受け付けるのか?
大勢がアップグレードされたら、アップグレードの意味が無くなる。

色々問題が多い。

こうなった元凶は、
主催者が、良いチケットを関係者で独占しちゃったりしてた事に端を発する。
関係者は後方で見るのがマナーだと思う。

最近のネット予約では、番号は抽選だと言っているけれど、
どう考えても、受付順にチケットが割り振られている。

そうした主催者側の問題をクリーンにするのが先なんじゃないかな。

ネットの転売サイトは、席の番号を明らかにした上で値段を提示しているのだから、
むしろずっとクリーンだと思う。

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