聞きなれない名称。
アフリカ大陸の南に位置する小国、スワジランドが、独立50周年を記念して、
国名をエスワティニに変更すると発表。
学生時代に覚えていた地理の知識がまた一つ消えてなくなる。
...って言っても、スワジランドの事、国名以外何一つ知らなかった。
「スワジランド」というのは、「スワジ人の国」という意味から来ていて、
要は英国に占領されていた時の英語読みなので、
それを自国語の読み方「エスワティニ」に戻す、という事。
納得。
でも、きちんと覚え直すのに時間がかかるかもしれない。
Wikiで見ると、人口はおよそ107万人。
人口の1%にあたる白人が経済の実験を握り、一般国民の生活水準は低い。
エイズ蔓延と治安悪化で、平均寿命は40代前半。
一夫多妻制で、現国王は15人の妻がいて、
前国王はなんと、70人の妻、210人の王子、王女がいたとか。
毎年数万人の少女達が王宮に集められ、上半身裸で踊らされる、
「リードダンス(処女ダンス)」という儀式があって、
国王がその中から妻を娶ったりもする。
同時に、少女達は多くの男性の格好の餌食にもなってしまい、
エイズや自殺が頻発する原因ともなっている。
その国の固有の文化や伝統は尊重するけれども、
女性の人権はそれ以上に尊重されたい。
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