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マンガ家Mの日常
長らく専業主婦だったライザは、離婚して就職して、
それまでのママ友とは違う人間関係が拓けてきた。
ママ友がダメだったというわけでは決してないのだけど、
やはり、同じ環境に埋没していると、画一的になってしまう。
違う環境に置かれると、考え方にも変化が現れる。

ドラマ開始当初は、とにかく仕事と年齢のゴマカシで手一杯で、
まだ書類上の正式な離婚も済んでいなかった。
偶然ジョシュと知り合って、意気投合。
それは、お互いカジュアルな恋愛から始まった。
ジョシュが20代男性の典型というのでもないけど、
ジョシュを通じて20代の環境に身を慣らしていった。

タトゥーアーティストで、今時のイケメンのジョシュだから、
ライザも軽い気持ちで良いと思っていたが、
思いがけずジョシュが子供を望んでいる事を知り、ライザは別れを考える。
その段階で、ライザの家族観が少しずつ具体的になってくる。

身体的な事(40歳を過ぎての妊娠、出産)はともかく、
もう一度子育てに翻弄されたくはない。

当然、ジョシュも思い悩むが、
ジョシュの出した答えは、
「ライザと一緒なら、どういう人生でも良い。」

こんなキラーワードが他にあるだろうか。
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