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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。


「BOX 21」の原作者アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムによる、
同じストックホルム警察署を舞台にした連作のドラマ版。
原作とは設定等違っているらしい。


スウェーデンの大型フェリーでロック演奏のステージに上がっていたジョンは、
泥酔してしつこく女性に絡む男を殴り倒し、身柄を拘束されるが、逃走。
警察に逮捕されては困る事情を抱えていた。
恋人で、スウェーデン警察の捜査官でもあるマリアーナは、
ジョンが偽造パスポートで入国した逃亡犯だと知らされる。


数年前、アメリカ、オハイオの地元でロック歌手として活動していたジョンは、
補導歴もある元非行少年で、父子2人の貧しい暮らしの中、
ドラッグの運び屋で小遣い稼ぎをしていた。
リベラルな恋人エリザベスの影響を受け、運び屋から足を洗おうとする。

エリザベスの父フィニガンはゴリゴリの保守派の州知事。
犯罪取り締まり強化や厳罰化と言った厳しい姿勢をアピールし、再選を目指す。
人権派弁護士ハンナは、知的障害のある青年が犯罪を犯し死刑にされた事から、
フィニガンを激しく糾弾するが、有権者の支持は厚い。

当選確定の夜、フィニガン夫妻はパーティーに行っており、
ジョンとエリザベスは邸宅で2人だけのひと時を楽しむ。
明け方近くに夫妻が帰宅すると、
絞殺されたエリザベスの遺体がプールに浮かんでいた。
自宅で就寝中だったジョンが逮捕される。
元々、貧しいジョンが気に入らなかったフィニガンは、
息のかかった判事を指名し、ジョンを有罪に追い込む。
刑務所に収監され、8番監房で死刑の日を待つジョン。

しかし、ジョンの無実を信じる看守や医師が、
ジョンを薬で仮死状態にして外に運び出し、死を偽装して逃亡させる。
ジョンは、死刑廃止で、当事国で死刑の危険性がある人物を引き渡ししない、
スウェーデンに逃げのびて、ひっそりと暮らしていた。


(続く。)

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