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マンガ家Mの日常
「ロンドンブルーバード」がつまんなくて、飽きてしまったので
途中で放り出して別の映画を見る事にした。

生存率50%の悪性のガンに侵された青年の話。
(ネタバレ有りです。)

主演はジョセフ・ゴードン=レヴィット。
「(500)日のサマー」「インセプション」に出演してて、
このブログで以前に書いたんだけど、
やっぱり、名前が面倒な割に顔の印象が薄いので覚え辛い。
まぁ、そういう普通っぽさがウリなのかもね。
今作は上手くはまってた。

ガン患者となった青年に対して、周囲はどう対応するかってとこがテーマで、
どっしり落ち着いた母親は電話を無視されても息子を支え続ける。
父親はアルツハイマーで、息子だともわかってないんだけど、
時折、心底心配してくれているような表情を見せる。
ちゃらんぽらんな友人はちゃらんぽらんなまま接しているようだけど、
実は、ガン患者との接し方についての本等を熟読していて、
彼なりの精一杯の心遣いをしていた。
元から調子良過ぎのGFはさっさと逃げて行く。

友人役のセス・ローゲンはこの何年か注目されている俳優で、
彼のキャラクターを前面に出す役所が映える。
ちょっとメタボで丸っこい顔が愛嬌があって可愛いんだけど、
冒頭から女性蔑視発言がバスバス放たれる。
「ブス」「イモ子」「○ェ○は女のお勤めだ。」とか何とか...。
一発殴ってやりたい、そういう可愛さである。
こういうキャラクターはアメリカ映画には必需品なんだね。

抗がん剤治療の効き目が無くてガンが広がってしまい、急ぎ手術。
それが無事成功して、可愛いセラピストとも上手くいってめでたしめでたし。
まぁ、映画だからね。
(あ、でも、解説によると、脚本家自身の実話が元なんだって。)

さて、次まで「ジョセフ・ゴードン=レヴィット」を覚えていられるだろうか。



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