友人のブログ用にイラストの仕事を請け負っていて、
ちょっと区切りがついたので、映画を見る。
エルモア・レナード原作の西部劇の映画化。
何となく名前に聞き覚えがあった。
西部劇小説を多数書いていて、映画化されたものも多いらしい。
ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール共演!
南北戦争で片足を失った牧場主ダンは、鉄道開通で土地を狙う大物に水を止められ、
経営不振で借金を抱えての貧乏暮らし。
妻と二人の息子の冷ややかな目線を感じている。
借金の催促で牛小屋を焼き払われ、息子と共に逃げた牛を探しに行くと、
現金輸送馬車が凄腕ベン・ウェイドの強盗団に襲撃される場面に遭遇する。
大金を手にしたベンは、仲間と共にレズビーの町で休息を取る。
酒場の女に情を感じたベンは一人町に残り、逮捕される。
保安官はベンをユマの刑務所に護送する事になったが、
強盗団がボスのベンを取り戻しに来る危険がある。
義足ながらも優秀な狙撃手だったダンは、
200ドルの謝礼と、息子からの敬意を取り戻すべく、護送隊への参加を申し出る。
14歳になるダンの息子ウィリアムは、
類い稀な早撃ちで威風堂々としたベンに密かな憧れを感じる。
外の世界で腕試しがしたくて、こっそり家を抜け出して、護送隊に加わる。
ベンを崇拝する部下のチャーリーが強盗団を仕切って、ベンを奪還しに来る。
行く先々での攻撃は熾烈を極め、護送隊の者は次々命を落とす。
ようやく、ユマ行き列車が通る駅の町コンティションに到着するが、
強盗団は賞金を出して、町のならず者をけしかけ、大掛かりな攻撃を始める。
最後に一人残ったダンの思いに共感したベンは、強盗団に攻撃を止めるよう言うが、
そうとは知らないチャーリーはダンを射殺。
怒りを覚えたベンは、自分を助けに来た筈の仲間を、
目にも留まらぬ早撃ちで皆殺しにしてしまう。
ダンは父としての威厳を取り戻し、息子ウィリアムの前で息絶える。
ベンはダンの立場を尊重して、自らユマ行きの列車に乗り込む姿を見せる。
かつて2度収監され、2度脱獄した刑務所で、今回は収監されるつもりも無く、
乗り込むやいなや、口笛を吹いて自分の馬を呼び、列車に合わせて走らせる。
話の筋立ては地味な感じだったけど、
編集が良いのか、スラッと見る事が出来た。
クリスチャン・ベール目当てだったんだけど、
ラッセル・クロウの男ぶりが勝っていて、カッコイイ!
愛嬌のある目をしたかと思えば、ここぞとばかりに冷酷な目もしてみせる。
はぁ〜、抱いて〜!
原作は1950年代に書かれた。
南北戦争直後の開拓地とあっては、今とは常識がまるで違う。
生きるだけで大変。
アパッチ族との有無を言わせぬ戦いもある。
鉄道開通の為に低賃金で働かされている中国人労働者達の姿にも心が傷む。
8歳で親に捨てられたベンは紛れもない悪党に成長したが、
正義を振りかざす探偵団のアパッチに対する残酷無比な攻撃に対しては
苦言を呈する冷静さも持ち合わせている。
聡明で、聖書を語り、絵を描き、女性歌手の歌を愛する、知性派でもある。
強盗団のボスとしても、神業の如き早撃ちと、行動力、即断即決で、
部下の尊敬を集めている。
ボスを慕って、一生懸命仲間を統率して奪還しに来たチャーリーだったんだけど、
ベンがダンを庇おうとする気持ちを知る由も無く、
知ったとしても理解出来なかっただろうけど、
いきなりボスに撃ち殺されちゃって、ちょっと気の毒。
ラッセル・クロウ、一人勝ちの映画でした。
ちょっと区切りがついたので、映画を見る。
エルモア・レナード原作の西部劇の映画化。
何となく名前に聞き覚えがあった。
西部劇小説を多数書いていて、映画化されたものも多いらしい。
ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール共演!
南北戦争で片足を失った牧場主ダンは、鉄道開通で土地を狙う大物に水を止められ、
経営不振で借金を抱えての貧乏暮らし。
妻と二人の息子の冷ややかな目線を感じている。
借金の催促で牛小屋を焼き払われ、息子と共に逃げた牛を探しに行くと、
現金輸送馬車が凄腕ベン・ウェイドの強盗団に襲撃される場面に遭遇する。
大金を手にしたベンは、仲間と共にレズビーの町で休息を取る。
酒場の女に情を感じたベンは一人町に残り、逮捕される。
保安官はベンをユマの刑務所に護送する事になったが、
強盗団がボスのベンを取り戻しに来る危険がある。
義足ながらも優秀な狙撃手だったダンは、
200ドルの謝礼と、息子からの敬意を取り戻すべく、護送隊への参加を申し出る。
14歳になるダンの息子ウィリアムは、
類い稀な早撃ちで威風堂々としたベンに密かな憧れを感じる。
外の世界で腕試しがしたくて、こっそり家を抜け出して、護送隊に加わる。
ベンを崇拝する部下のチャーリーが強盗団を仕切って、ベンを奪還しに来る。
行く先々での攻撃は熾烈を極め、護送隊の者は次々命を落とす。
ようやく、ユマ行き列車が通る駅の町コンティションに到着するが、
強盗団は賞金を出して、町のならず者をけしかけ、大掛かりな攻撃を始める。
最後に一人残ったダンの思いに共感したベンは、強盗団に攻撃を止めるよう言うが、
そうとは知らないチャーリーはダンを射殺。
怒りを覚えたベンは、自分を助けに来た筈の仲間を、
目にも留まらぬ早撃ちで皆殺しにしてしまう。
ダンは父としての威厳を取り戻し、息子ウィリアムの前で息絶える。
ベンはダンの立場を尊重して、自らユマ行きの列車に乗り込む姿を見せる。
かつて2度収監され、2度脱獄した刑務所で、今回は収監されるつもりも無く、
乗り込むやいなや、口笛を吹いて自分の馬を呼び、列車に合わせて走らせる。
話の筋立ては地味な感じだったけど、
編集が良いのか、スラッと見る事が出来た。
クリスチャン・ベール目当てだったんだけど、
ラッセル・クロウの男ぶりが勝っていて、カッコイイ!
愛嬌のある目をしたかと思えば、ここぞとばかりに冷酷な目もしてみせる。
はぁ〜、抱いて〜!
原作は1950年代に書かれた。
南北戦争直後の開拓地とあっては、今とは常識がまるで違う。
生きるだけで大変。
アパッチ族との有無を言わせぬ戦いもある。
鉄道開通の為に低賃金で働かされている中国人労働者達の姿にも心が傷む。
8歳で親に捨てられたベンは紛れもない悪党に成長したが、
正義を振りかざす探偵団のアパッチに対する残酷無比な攻撃に対しては
苦言を呈する冷静さも持ち合わせている。
聡明で、聖書を語り、絵を描き、女性歌手の歌を愛する、知性派でもある。
強盗団のボスとしても、神業の如き早撃ちと、行動力、即断即決で、
部下の尊敬を集めている。
ボスを慕って、一生懸命仲間を統率して奪還しに来たチャーリーだったんだけど、
ベンがダンを庇おうとする気持ちを知る由も無く、
知ったとしても理解出来なかっただろうけど、
いきなりボスに撃ち殺されちゃって、ちょっと気の毒。
ラッセル・クロウ、一人勝ちの映画でした。
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