何年か前に話題になった映画で、WOWOWで放送された時に録画してたんだけど
忙しくて暫くそのままにしてた。
気付けば時代はビデオテープからDVD、BRと移り...。
今回久々の再放送で録画し直して見る事に。
どっかの地方都市で暮らす3家族、縁もゆかりも無かったのが、
ある事故をきっかけに運命がカオスのように絡み合う。
前半3分の1くらいは、3家族それぞれのエピソードが
時間軸を交錯して描かれる。
...当時、この手の手法が流行ったけど、個人的に好きじゃない。
疲れるし、なんだか、製作者が自分の腕を見せつけて悦に入ってるようにしか
感じられない。学生が撮りたがる実験映画みたい。
「メメント」みたいに、必然性のある作品にだけ有効だと思う。
今作でも、正直、あんまり成功しているとは思えない。
前半3分の1に見る側の気持ちが消費されてしまって、
3家族の関連性がわかった後、残りの上映時間が長く感じられてしまった。
わかったからもう良いのに、って。
テーマに沿って、それぞれの家族の有り様とか、
盛り沢山に描きたかったんだろう。
前科者のベニチオ・デル・トロが、今はキリスト教の熱心な信者になって
貧しいながらも妻子を養って真面目に暮らしている。
でも、交通事故を起こして、男性とふたりの幼い子供を死なせてしまう。
警察に出頭し、服役し、信仰心が揺らぎ、
神への絶望と慚愧の念にかられて自殺を計るも 未遂に終わってしまう。
妻がなけなしの金をはたいて弁護士を雇い、2年で釈放されるが、
絶望と罪悪感に苛まれて家を出てしまう。
亡くなった男性の心臓が臓器提供される。
それでしばし命をつなぎ止めたショーン・ペンは提供者の遺族を探し当て、
男性の妻のナオミ・ワッツに出会い、急激に惹かれ合う。
以前から不仲だった妻を裏切り、深い仲になる。
おいおい、美人だからか。
そうして、彼女の為に、事故を起こした男を探し当て、銃で脅す。
移植された心臓がダメになりかけていたところへ、銃の暴発で自らを撃ち、
間もなく死に至る。
彼女のお腹には新しい生命が宿っていた。
21グラムというのは、人が死んだ瞬間、何故か21グラム軽くなるとかで、
魂の重量ではないか、なんて話、それも少し前から言われていた。
映画の中で、命の行き来みたいなものを現しているのかな。
ナオミ・ワッツ、美人だし、良い作品にも沢山出演している。
でも、顔立ちが整い過ぎていて特徴に欠ける。
それに、暗い。 ハリウッド版「リング」とかの影響かなぁ。
自己チューのショーン・ペン、シャルロット・ゲンズブール夫妻、
貧乏くじを引き続けるベニチオ・デル・トロ、メリッサ・レオ夫妻、
名優揃いで皆良い味出してた。
子役も皆上手い! 居住まいが自然! 大人の映画の中で出しゃばり過ぎない。
撮り方が上手いのかなぁ。
日本でブームになってる子役達は最近ちょっと演技過剰で鼻につく。
忙しくて暫くそのままにしてた。
気付けば時代はビデオテープからDVD、BRと移り...。
今回久々の再放送で録画し直して見る事に。
どっかの地方都市で暮らす3家族、縁もゆかりも無かったのが、
ある事故をきっかけに運命がカオスのように絡み合う。
前半3分の1くらいは、3家族それぞれのエピソードが
時間軸を交錯して描かれる。
...当時、この手の手法が流行ったけど、個人的に好きじゃない。
疲れるし、なんだか、製作者が自分の腕を見せつけて悦に入ってるようにしか
感じられない。学生が撮りたがる実験映画みたい。
「メメント」みたいに、必然性のある作品にだけ有効だと思う。
今作でも、正直、あんまり成功しているとは思えない。
前半3分の1に見る側の気持ちが消費されてしまって、
3家族の関連性がわかった後、残りの上映時間が長く感じられてしまった。
わかったからもう良いのに、って。
テーマに沿って、それぞれの家族の有り様とか、
盛り沢山に描きたかったんだろう。
前科者のベニチオ・デル・トロが、今はキリスト教の熱心な信者になって
貧しいながらも妻子を養って真面目に暮らしている。
でも、交通事故を起こして、男性とふたりの幼い子供を死なせてしまう。
警察に出頭し、服役し、信仰心が揺らぎ、
神への絶望と慚愧の念にかられて自殺を計るも 未遂に終わってしまう。
妻がなけなしの金をはたいて弁護士を雇い、2年で釈放されるが、
絶望と罪悪感に苛まれて家を出てしまう。
亡くなった男性の心臓が臓器提供される。
それでしばし命をつなぎ止めたショーン・ペンは提供者の遺族を探し当て、
男性の妻のナオミ・ワッツに出会い、急激に惹かれ合う。
以前から不仲だった妻を裏切り、深い仲になる。
おいおい、美人だからか。
そうして、彼女の為に、事故を起こした男を探し当て、銃で脅す。
移植された心臓がダメになりかけていたところへ、銃の暴発で自らを撃ち、
間もなく死に至る。
彼女のお腹には新しい生命が宿っていた。
21グラムというのは、人が死んだ瞬間、何故か21グラム軽くなるとかで、
魂の重量ではないか、なんて話、それも少し前から言われていた。
映画の中で、命の行き来みたいなものを現しているのかな。
ナオミ・ワッツ、美人だし、良い作品にも沢山出演している。
でも、顔立ちが整い過ぎていて特徴に欠ける。
それに、暗い。 ハリウッド版「リング」とかの影響かなぁ。
自己チューのショーン・ペン、シャルロット・ゲンズブール夫妻、
貧乏くじを引き続けるベニチオ・デル・トロ、メリッサ・レオ夫妻、
名優揃いで皆良い味出してた。
子役も皆上手い! 居住まいが自然! 大人の映画の中で出しゃばり過ぎない。
撮り方が上手いのかなぁ。
日本でブームになってる子役達は最近ちょっと演技過剰で鼻につく。
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