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マンガ家Mの日常
小品ながら、出演者がなかなか濃い。

フランク役はベテランのフランク・ランジェラ。
バイプレイヤー的な配役が多い人だけど、
ノーブルな顔立ちで、傲慢な権力者とかがはまり役。

妻ジェニファー役はスーザン・サランドン。
この人が出演する映画にハズレが無い。
息子ハンター役はイケメンのジェームズ・マースデン。
娘マディソン役はリヴ・タイラー。
そして、保安官役にジェレミー・シスト。
ジェイク役のジェレミー・ストロングは、今作の翌年には
「バークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」で、
リー・ハーヴェイ・オズワルド役をゲットしている。


録画して暫く放ったらかしで、
タイトルからほのぼの系のヒューマンドラマをイメージしていたんだけど、
色々意外性があった。

ロボットは杓子定規かと思いきや、
合衆国法等々はまだプログラムされておらず、フランクの健康第一なので、
あくまでもそれが職務として、泥棒に付き合っちゃう。

終盤、メモリーを消去しなけらばならなくなるんだけど、
目を見交わすシーンでは、何となくまだ繋がりがあるように感じさせられる。

そして、メモリー消去と、フランクの認知症による記憶障害。
その2つがイメージさせる関連性については、考えさせられる要素が沢山ある。
人間は機械のように簡単にメモリー消去出来ないけれど、
機械の方も、残したいメモリーを残せなかったりする。

アナログとデジタルの狭間で、記憶の価値が揺れている。
(変貌させられる図書館はその象徴かな。)
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