映画のチョイスは気分次第。
でも、思ったようなのが見つからない時もある。
とりあえず、当たり障りの無いコメディを選択。
112分はちょっと長いなぁ。
投資会社の経理部門で働くサンディは、二人の娘がいる真面目な父親。
ある日、カード詐欺に引っ掛かり、カードや個人情報を悪用されてしまう。
カードは使用不可となり、警察沙汰で新しい仕事も失いかける。
家族や会社、警察を説得して、詐欺の犯人を探しに出る。
パワフルなおデブのダイアナは詐欺の常習犯。
サンディのカードで豪遊していたが、他からも恨みを買っていて命を狙われている。
サンディがダイアナの居所を突き止めたと同時に、殺し屋達もやって来て、
サンディはダイアナを連れて逃げ回る羽目になる。
身勝手なダイアナだったが、子供時代は里子でたらい回しにされ、
人間不信な上、自分の本名すら分からない。
サンディは自分と正反対のダイアナに反発しながらも、次第に共感を覚える。
殺し屋達の追跡をかわし、命からがら地元に戻る。
ダイアナは逃げる事も出来たが、道中に出会った男性やサンディの
家族との暖かいふれあいの様子を見て改心し、
自ら警察に自白して罪を償い、まっとうな人生を送る決意をする。
仕事を取り戻したサンディは妻と二人の娘、生まれたばかりの長男を連れて
刑務所に入るダイアナに面会に行く。
サンディは元青春スターのジャスティン・ベイトマンが手堅く演じ、
ダイアナは迫力のメリッサ・マッカーシー。
ベタではあるけど、二人の対比が王道のコメディとして楽しい。
ダイアナは詐欺のベテランで嘘も巧み。
なので、感情を吐露している場面でも、どこまで本心なんだか
見ていて分かり辛い感じは若干ある。
子供時代に誰からも助けてもらえず、良い方向に導いてももらえなかった。
友人もおらず、孤独でイタい女。メイクもファッションもイタい。
自宅は必要の無い買い物で溢れている。
道中で知り合ったヤモメ男性やサンディの家族思いの真面目な気持ちに触れて
目覚めて行く訳なんだけど、
その辺りの感情の動きを的確に表現する演出は難しかったのかもしれない。
ここまでの大きな心理的揺れを表現するんだったら、
ダイアナにもっと重心を置いた脚本にするべきだった。
原題は「Identity Thief」で、「個人情報泥棒」とでも訳すか。
孤児で本名すらも分からないという生い立ちから
個人情報を盗んで悪用するカード詐欺に向かった。
そこの部分をもうちょっと早めに見せても良かったのかも。
死んでてもおかしくないようなアクションシーンも多々あるけれど、
程々に抑えて、血生臭い事にもならず、
楽しめるコメディとして着地した。
でも、思ったようなのが見つからない時もある。
とりあえず、当たり障りの無いコメディを選択。
112分はちょっと長いなぁ。
投資会社の経理部門で働くサンディは、二人の娘がいる真面目な父親。
ある日、カード詐欺に引っ掛かり、カードや個人情報を悪用されてしまう。
カードは使用不可となり、警察沙汰で新しい仕事も失いかける。
家族や会社、警察を説得して、詐欺の犯人を探しに出る。
パワフルなおデブのダイアナは詐欺の常習犯。
サンディのカードで豪遊していたが、他からも恨みを買っていて命を狙われている。
サンディがダイアナの居所を突き止めたと同時に、殺し屋達もやって来て、
サンディはダイアナを連れて逃げ回る羽目になる。
身勝手なダイアナだったが、子供時代は里子でたらい回しにされ、
人間不信な上、自分の本名すら分からない。
サンディは自分と正反対のダイアナに反発しながらも、次第に共感を覚える。
殺し屋達の追跡をかわし、命からがら地元に戻る。
ダイアナは逃げる事も出来たが、道中に出会った男性やサンディの
家族との暖かいふれあいの様子を見て改心し、
自ら警察に自白して罪を償い、まっとうな人生を送る決意をする。
仕事を取り戻したサンディは妻と二人の娘、生まれたばかりの長男を連れて
刑務所に入るダイアナに面会に行く。
サンディは元青春スターのジャスティン・ベイトマンが手堅く演じ、
ダイアナは迫力のメリッサ・マッカーシー。
ベタではあるけど、二人の対比が王道のコメディとして楽しい。
ダイアナは詐欺のベテランで嘘も巧み。
なので、感情を吐露している場面でも、どこまで本心なんだか
見ていて分かり辛い感じは若干ある。
子供時代に誰からも助けてもらえず、良い方向に導いてももらえなかった。
友人もおらず、孤独でイタい女。メイクもファッションもイタい。
自宅は必要の無い買い物で溢れている。
道中で知り合ったヤモメ男性やサンディの家族思いの真面目な気持ちに触れて
目覚めて行く訳なんだけど、
その辺りの感情の動きを的確に表現する演出は難しかったのかもしれない。
ここまでの大きな心理的揺れを表現するんだったら、
ダイアナにもっと重心を置いた脚本にするべきだった。
原題は「Identity Thief」で、「個人情報泥棒」とでも訳すか。
孤児で本名すらも分からないという生い立ちから
個人情報を盗んで悪用するカード詐欺に向かった。
そこの部分をもうちょっと早めに見せても良かったのかも。
死んでてもおかしくないようなアクションシーンも多々あるけれど、
程々に抑えて、血生臭い事にもならず、
楽しめるコメディとして着地した。
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