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マンガ家Mの日常
スウェーデンのサスペンスドラマのミニシリーズ。
各話1時間半、全5話。
北欧のドラマの特徴の一つなんだけど、
テンポがゆったりで、ちょっと長ったらしく感じる。
もうちょっとエピソードをコンパクトにして、
各話45分〜1時間くらいで収めてくれると見やすいのに。


警察学校を卒業して間もない新人警察官カタリーナ。
母親は警察の副署長で、カタリーナを早く昇進させたがっている。
カタリーナは持ち前の直感と行動力で、事件解決に取り組む。
刑事のダリウス(子持ち/離婚協議中)との微妙な恋愛関係も描かれる。

一方、所属された班は、数ヶ月前に起きた暴動鎮圧の際に、
仲間のカールが投石を頭部に受けて重傷を負い、昏睡状態。
班全体がトラウマを抱えて、班長のヨハンは仲間を必死に庇っている。
(ドラマの最後のエピソードで明かされる。)
暴動鎮圧に向かった班は、激しい攻撃に晒され、興奮状態に陥り、
ヨハンは自らも石を投げて暴動者に抵抗した。
班のメンバーもそれに続いて、ロバートの投げた石が誤ってカールを直撃。
カールの怪我は、暴動者ではなく、ロバートの投石によるものだった。
投石を始めたヨハンも当然責任がある。
班と自らを守ろうとしたヨハンは、
プレッシャーに耐えきれずに告白しようとしたロバートを止めようと、
車で轢き逃げし、自らは後に自殺する。


スウェーデンの地方都市イェーテボリが舞台。
北欧独特の社会情勢等が興味深い。
北欧というと、金髪碧眼、長身のイメージだけど、
ダリウスのように、アラブ系の人々の人口も急増している。
また、近隣諸国オランダ、ルーマニア等からの出稼ぎ労働者も多く、
言葉が通じない場面もある。

ドラマなので、現実との違いはあるだろうけど、
カタリーナを見ると、やはり女性の社会的地位や私生活の意識の面においても、
日本に比べて、遥かに女性がしっかりしている。
羨ましい。

危険な操作にも飛び込んで活躍したカタリーナは刑事に昇格し、
重大犯罪課のリーダーに昇進したダリウスの下で働く事になる。
シーズン2が作られるのかな。

ダリウス役のカルド・ラザーディは、つい最近別のドラマで見たような。
北欧ドラマあるある。

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