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マンガ家Mの日常
勢いで続けてもう1本見る。
ネタバレ注意。

メキシコの麻薬カルテルのドラマ。
美男マイケル・ファスベンダー演じる弁護士が麻薬ビジネスに関わってしまう。
その時2000万ドル相当の麻薬が盗まれる事件が起きて、
疑いをかけられた仲買人とその関係者達が次々残酷な手法で殺害されていく。
麻薬カルテルは容赦が無い。
実は主犯は仲買人の愛人マルキナだった。彼女も容赦無い。

脚本はやや玄人向けかもしれない。
語られていない背景を読み取る力が観客に求められている。
まぁ、それは良いんだけど、
残虐な殺人が続くばかりで、映画として面白いとは言いかねる。

ただ、直前で見た「グランド・イリュージョン」と決定的に違うのは、
スター俳優が揃っていて、その存在感で映画を見せる事が出来ている点。

主演の弁護士役にマイケル・ファスベンダー、
その婚約者がペネロペ・クルス。
仲買人がハビエル・バルデム、顔が凄い。
仲買人の愛人マルキナがキャメロン・ディアス、かなり怖い。
そして別の仲買人にブラッド・ピット。
皆、画面に現れた時の存在感が重厚。これこそが見るべき映画スター。

アメリカでの批評は賛否が大きく分かれたようで、
テーマの奥深さを評価する意見も多くあるようだけど、
やっぱり普通の映画ファンにはお勧めしづらい映画かな。
「ブレイキング・バッド」同様で、
麻薬ビジネスは一度関わったら、非情な死が待ってるだけ。



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