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マンガ家Mの日常
ヴィム・ヴェンダース監督作品。


フランス、ノルマンディーの古城ホテル。
海洋生物数学者ダニーとMI-6諜報員ジェームズは、
それぞれ翌週からの重要な仕事の前のつかの間の休暇を楽しんでいた。
初対面で恋に落ち、数日一緒に過ごす。
ジェームズは再会を約束するメールを送信するが、連絡は途絶える。
やきもきするダニーは仕事に集中出来なくなるが、
信頼する同僚の支えもあり、超深海への探査に臨む。

テロ攻撃阻止の為ソマリアに潜入したジェームズは、
正体を怪しまれ、監禁され、およそ1ヶ月間過酷な捕虜生活に陥る。
かろうじて正気を保ち、テログループが爆弾を準備している場所に来た時、
奥歯に仕込んでいた発信機を作動させ、アメリカ軍が現地を空爆する。
その場から逃げるべく、海に泳ぎだしたが、
ダニーの幻影を見ながら気を失う。


久しぶりのヴィム・ヴェンダース映画。
でも、正直なところ、展開に欠いてやや退屈だった。
美男美女が高級リゾートホテルで運命的な出会い。
大学教授のダニーはともかく、ジェームズは身元もよくわからないわけで、
詐欺師とかだったらどうするの?
実際、職業は嘘ついてて、国際的なスパイだったわけだし。
大体、こんな美男美女2人が、地元に家族とか恋人とかいないってのも
どうなんだかねぇ。
普通、そこをしっかり確認しないとさ。
そういう前提の設定が気になって、ドラマに感情移入出来なかった。
リゾート地で数日一緒に過ごしただけの相手に、
運命的な思い込みするのも、重過ぎるよなぁ〜。

ジェームズ役はジェームズ・マカヴォイ。
思い詰める役所が多い。そういう顔立ちだからかな。
ダニー役のアリシア・ヴィキャンデルは、
実生活では夫がマイケル・ファスビンダーなんだって。羨ましい。


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