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マンガ家Mの日常
日を変えて、もう1本映画。
タイトルだけ見て可愛いラブコメディを期待したんだけど、
アンニュイなタッチの不倫ものでした。


ジェーンはビオラ奏者の夫レオナルドが演奏会に出演するのに同行して
ナポリを訪れる。
流産して以来会話が減り、夫婦仲はギクシャクしている。
一流の演奏家であるレオナルドに対して、ジェーンは駆け出しのライターで、
夫からはやや蔑まれた見方をされている。
祖母の戦争体験記を書くべくテープ起こしをしているが、
レオナルドからは、完成の見込みも無いと思われている。

夫が仕事で外出中、ジェーンは一人でイスキア島に渡る。
道を尋ねた青年ケイレブにその後も付きまとわれるが、何故か悪い気はしない。
夫との不仲もあって、ケイレブからの強引な誘いに愛情を感じ始める。

ジェーンはレオナルドに話し合いを申し出るが、噛み合わず、離婚を申し出る。
一方でケイレブもまたあやふやな態度になり、ジェーンはケイレブのもとを去り、
独立してライターとしての道を決意する。


ナポリは行った事が無くて、イスキア島についても知らなかったので、
景色の素朴な美しさには惹かれた。
でも、映画としてはそれだけかなぁ。

ジェーンって、生活力も無いのに、19歳の無職の青年と一緒になって
どうやって暮らしていくつもりだったんだろ。
冒険心に溢れた10代の頃を思い出した、って事ね。
若い子との一時の気の迷いの浮気で止めておけば良いんじゃ無いかな。
レオナルドは基本、ジェーンを愛していて夫婦として続けたい訳だし。
流産や夫の態度と、ジェーンがライターとして仕事を全う出来るかどうかは別問題。
自分の意思をしっかり持って仕事するかどうかってだけでしょ。

自分探しのアラフォー女って、面倒臭いね。
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