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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意


シーズン1全6話、見終わりました。

正直、サスペンスとしてのさしたる波乱も無く、ありきたりな展開。
イケメンで優秀な外科医アンドリューが実はデートレイプの常習犯で、
被害に遭ったローラは、手段を選ばずに悪事を暴こうとする。

一旦は逮捕されるが、全く立証されず、直ぐに釈放。
広まった悪評によって、アンドリューと息子は辛い立場におかれたが、
アンドリューは3ヶ月もすると気を取り直してデートを再開。
このデート相手は刑事の偽装だったが、アンドリューは見破り、逃れる。

どこまでも諦めないローラは、
元カレとの不倫という弱みを握っていた姉に、
勤務先の病院でアンドリューのロッカーから携帯を盗ませ、
元警察官の元カレに頼んで、データを出してもらう。
メールから、アンドリューが何らかの荷物を実家に隠していると知り、
荷物を探し出し、レイプドラッグと映像データを発見。
警察に提出し、アンドリュー逮捕の決定打となる。

しかし、アンドリューは自宅にいなかった。
ローラも度々ボートを漕ぎに出るクリークで死体となっていた。


えっ、これでおしまい?
シーズン2、3があるんじゃなかったの?

こんな面白くもない展開で終わるのかと思ってしまったけど、
この後、シーズン2、3で、アンドリューが死ぬ前に戻って、
いよいよ真実の追求が始まるらしい。
成る程、そういう構成なのね。シーズン1は長い前フリなのか。

レイプ犯を許してはいけない。
でも、ローラのやり方も常軌を逸している。
ここまでの強烈な固執ぶりを見ると、
内心では、アンドリューを好きなんじゃないかとさえ思える。

レイプドラッグと映像データの入手に関して、刑事は、
ローラは家人の許可を得て家に入ったのだから問題ないと言っていたけど、
その前に、携帯を盗んでるし、個人情報に無断アクセスしてるし、
実家に行った時も、
アンドリューの友達で、荷物の引き取りを頼まれたと、嘘を言っている。
これもある種の盗みに当たると思える。
ちゃんと調べたら、証拠能力を否定されちゃうんじゃないのかなぁ。

で、果たして、アンドリューは、誰に、どうやって殺害されたのか。
加えて、レイプの真相はまだ全てが明らかになっていないのか。

とりあえず、シーズン2、3を待つ。

それにしても、
ヨアン・グリフィズは、「ホーンブロワー 海の勇者」で初めて見て、
その後も知的で善人の役ばかりだったのに、今作でイメージが変わった。
大きな目がサイコパスな面を強調している。
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