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マンガ家Mの日常
ケヴィン・スペイシー主演のコメディ映画。


やり手の実業家トムは会社でも自宅でも強引、傲慢に振舞っている。
辟易した部下はトムの追い落としを画策、
2番目の若い妻ララは娘を連れて家を出る事を考えている。

娘の誕生日プレゼントを忘れていたトムはララに促されて、
カーナビに従って猫専門の奇妙なペットショップに行き、猫を購入。

会社乗っ取りを画策するイアンとビルの屋上で対峙する最中、
足を滑らせて転落しかけ、階下の部屋に激突し、意識不明の重体になる。
と、思ったら、トムの意識は猫に乗り移ってしまう。

猫として暮らすうちに、妻の悩みや、会社乗っ取りの危機に遭遇。
会社内で冷遇されていた元妻の長男デヴィッドの有能さに気づき、
猫のまま協力する形で危機を回避する。

猫は誤ってビルの屋上から墜落して命を落とすが、
8番目の命を失った後、9番目の命で猫として復活。
トムは意識を取り戻し、態度を改める。


気楽に見ていられる楽しいコメディ。
でも、ちょっと引っかかり続けながら見ていた。
2番目の元モデルの若い妻って、所詮はお金目当ての結婚だったんじゃ無いのかな。
仕事中毒の夫が家庭をないがしろにしているのが不満だとしても、
そのおかげで今の贅沢な暮らしが成り立ってる訳で。
見ていて、同情する気になれない。

設定としては、40〜50年代の白黒時代のハリウッド映画にありそうな感じ。
だとしても、もうちょっと人情味を加えられれば良かったのにな。

トムの自宅は、セントラルパークの真横の通りで、
グッゲンハイム美術館に隣接する高級アパートメント。
そんなお家に住んで見たいもんです。



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