裏でドキュメンタリーを録画する為に、こっちはDRで録画。
HDの録画容量を少しでも空ける為に、急ぎ見た。
「MADMEN」のジョン・ハム主演のスポーツ映画。
実在のメジャーリーグ選手とエージェントの実話を基にした作品。
JB・バーンスタインはLAでプロスポーツエージェントとして活躍していたが、
独立して友人と新しく作った事務所の運営は思わしく無かった。
決まりかけていたNFL選手との契約も、大手にかっさらわれてしまった。
中国系の企業が支援してくれているが、1、2年で結果を出さないとヤバい。
JBは自宅で何気無くTVを見ていて、
タレントコンテストとインドのクリケット試合から、
インドに行ってクリケット選手で野球の投手として有望な選手を発掘し、
コンテストで優秀な成績を上げた2名をメジャーデビューさせる、
という企画を思いつく。
10億人いれば、一人や二人はいい選手がいる筈。
10億人が野球ファンになって顧客になれば、巨大市場に繋がるとして
中国人投資家を説得する。
インドに渡るが、LAとは勝手が違う事ばかりで、思ったようにははかどらない。
地元のエージェントやコーチ志願のアミトの助けを得て、何とか始動する。
有望選手の発掘は無謀なようにも思えたが、
インド各地を回るうちに、期待出来そうな選手がいくらか集まってきた。
優秀な2名リンクとディネシュに賞金を出して、LAへ連れて帰る。
インドの田舎町で育った素朴な青年二人は、英語も話せず、
LAでの生活に戸惑うばかり。
ホテルのエレベーターのボタンを興味半分でいじって騒ぎになり、
追い出されて、JBの自宅にアミト共々同居する事になる。
南カリフォルニア大のグラウンドで練習させてもらい、
10ヶ月後のメジャーのスカウトを目指す。
全てが無謀な企画だったが、失敗を積み重ねつつも、協力し合い、
次第に心が通い合って、リラックスした良い投球を引き出す。
二人は見事パイレーツにスカウトされ、ピッチャーとして活躍する。
この企画は「ミリオンダラー・アーム・コンテスト」として継続され、
インドの貧しい少年達の希望になっている。
何を置いても、実話の力。
発想が面白いし、確実な感動がある。
製作がディズニーなので、完全にファミリー向け。
一般の大人の映画ファンとしては、もうちょっと現実的な毒が欲しいかな。
ただ、その分脚本に無駄が無い。見事。
セリフもかなり切り詰められ、分かり易い事この上無い。
それもちょっと物足りなく感じる面はあるけどね。
薄紫に霞んだインドの夕焼け空が美しい。
欧米の人達はこのエキゾチシズムに惹かれるのだろう。
ジョン・ハムは「MADMEN」では女優やモデルを食っちゃう広告マンで、
こっちでも似たような事やってる。
あんまりイメージが定着しないようにしないとね。
町山さんの解説が面白い。さすがです。
興味のある方は読んでみて。
努力と成功は欲望あってこそなのか?
HDの録画容量を少しでも空ける為に、急ぎ見た。
「MADMEN」のジョン・ハム主演のスポーツ映画。
実在のメジャーリーグ選手とエージェントの実話を基にした作品。
JB・バーンスタインはLAでプロスポーツエージェントとして活躍していたが、
独立して友人と新しく作った事務所の運営は思わしく無かった。
決まりかけていたNFL選手との契約も、大手にかっさらわれてしまった。
中国系の企業が支援してくれているが、1、2年で結果を出さないとヤバい。
JBは自宅で何気無くTVを見ていて、
タレントコンテストとインドのクリケット試合から、
インドに行ってクリケット選手で野球の投手として有望な選手を発掘し、
コンテストで優秀な成績を上げた2名をメジャーデビューさせる、
という企画を思いつく。
10億人いれば、一人や二人はいい選手がいる筈。
10億人が野球ファンになって顧客になれば、巨大市場に繋がるとして
中国人投資家を説得する。
インドに渡るが、LAとは勝手が違う事ばかりで、思ったようにははかどらない。
地元のエージェントやコーチ志願のアミトの助けを得て、何とか始動する。
有望選手の発掘は無謀なようにも思えたが、
インド各地を回るうちに、期待出来そうな選手がいくらか集まってきた。
優秀な2名リンクとディネシュに賞金を出して、LAへ連れて帰る。
インドの田舎町で育った素朴な青年二人は、英語も話せず、
LAでの生活に戸惑うばかり。
ホテルのエレベーターのボタンを興味半分でいじって騒ぎになり、
追い出されて、JBの自宅にアミト共々同居する事になる。
南カリフォルニア大のグラウンドで練習させてもらい、
10ヶ月後のメジャーのスカウトを目指す。
全てが無謀な企画だったが、失敗を積み重ねつつも、協力し合い、
次第に心が通い合って、リラックスした良い投球を引き出す。
二人は見事パイレーツにスカウトされ、ピッチャーとして活躍する。
この企画は「ミリオンダラー・アーム・コンテスト」として継続され、
インドの貧しい少年達の希望になっている。
何を置いても、実話の力。
発想が面白いし、確実な感動がある。
製作がディズニーなので、完全にファミリー向け。
一般の大人の映画ファンとしては、もうちょっと現実的な毒が欲しいかな。
ただ、その分脚本に無駄が無い。見事。
セリフもかなり切り詰められ、分かり易い事この上無い。
それもちょっと物足りなく感じる面はあるけどね。
薄紫に霞んだインドの夕焼け空が美しい。
欧米の人達はこのエキゾチシズムに惹かれるのだろう。
ジョン・ハムは「MADMEN」では女優やモデルを食っちゃう広告マンで、
こっちでも似たような事やってる。
あんまりイメージが定着しないようにしないとね。
町山さんの解説が面白い。さすがです。
興味のある方は読んでみて。
努力と成功は欲望あってこそなのか?
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