年末年始、片付けと風邪ひきでボンヤリする中、
合間を縫って、録画が溜まっていた映画を出来るだけ見た。
でも、長文の記事を書いたり、
PCを開いてブログの修正をしたりする気力が足りず、
更に、風邪ひきと年末年始の雑事に追われ、
追い討ちをかけるように、サイトの障害でブログのページが開けない有様に陥り、
録画だけならず、見終わった映画も溜まってしまった。
良い作品もあり、
イマイチな作品もあり。
全体の印象は残ってはいても、ストーリーの詳細は大部分忘れてしまった。
やはり、見終わったら、時間を置かずに感想を書かねばと思う。
実話を基にした社会派サスペンス映画。
70年代アメリカ。
泥沼化するベトナム戦争に対する反戦の声が日増しに高まる中、
ニクソン大統領の下で、戦況の分析書ペンタゴン・ペーパーズが作成された。
明るみになれば、政府の軍事的判断の正当性が問われる事態に繋がりかねない。
最高機密文書として保管されていたが、
文書の作成に関わったアナリストのエルズバーグは、文書をコピーし、
ニューヨーク・タイムズ紙の記者シーハンに渡した。
文書の一部が記事として公開され、大スクープとなるが、
政府は、タイムズ紙に対して、以後の記事の差し止めを要請する。
経営が傾きつつあったワシントン・ポスト紙では、
編集部次長バグテイアキンが、情報源を突き止めて、
文書の全てのコピーの入手に成功する。
バラバラになったページを揃え直して記事にしようと必死の作業が続けられる中、
編集主幹ブラッドリー、社主キャサリン・グラハムと、法律顧問との間で、
政府に対抗してでも記事を掲載すべきかどうかの法的議論がなされていた。
幹部全員が男性で、父親から会社を引き継いだキャサリンは、
男性社会における唯一の女性として、自らの発言力の弱さを痛感していたが、
記事の重要性と新聞社の将来を考えて、掲載に踏み切る。
ストーリーの詳細を忘れてしまっていたので、Wikiを参照中。
キャサリン役のメリル・ストリープと、
ブラッドリー役のトム・ハンクスが安定の演技。
話の基本は、報道の意義にあるのだけど、
キャサリンを通して、女性の地位向上もテーマとして含まれている。
それは展開の中で分かっていたんだけど、
終盤の演出が露骨で、ちょっと引いてしまった。
で、エンドロールを見ていたら、監督がスピルバーグだと知って、納得。
だから、こんなあからさまな演出なのか。
映画のラストで、ウオーターゲート事件につながるシーンを見せるのも、
匂わせ方が臭過ぎる。
「カラーパープル」の頃から、感動の押し付けの演出が目立って、
スピルバーグ作品を見る時は一歩引いてしまう。
世界中の大勢の観客に理解してもらう為に、こうした過剰な演出が効果的で、
それが大ヒットに繋がっているのかもしれないけれど、
映画が作り物でしかないという現実に引き戻されてしまう。
感動は、鑑賞者それぞれに委ねて欲しい。
合間を縫って、録画が溜まっていた映画を出来るだけ見た。
でも、長文の記事を書いたり、
PCを開いてブログの修正をしたりする気力が足りず、
更に、風邪ひきと年末年始の雑事に追われ、
追い討ちをかけるように、サイトの障害でブログのページが開けない有様に陥り、
録画だけならず、見終わった映画も溜まってしまった。
良い作品もあり、
イマイチな作品もあり。
全体の印象は残ってはいても、ストーリーの詳細は大部分忘れてしまった。
やはり、見終わったら、時間を置かずに感想を書かねばと思う。
実話を基にした社会派サスペンス映画。
70年代アメリカ。
泥沼化するベトナム戦争に対する反戦の声が日増しに高まる中、
ニクソン大統領の下で、戦況の分析書ペンタゴン・ペーパーズが作成された。
明るみになれば、政府の軍事的判断の正当性が問われる事態に繋がりかねない。
最高機密文書として保管されていたが、
文書の作成に関わったアナリストのエルズバーグは、文書をコピーし、
ニューヨーク・タイムズ紙の記者シーハンに渡した。
文書の一部が記事として公開され、大スクープとなるが、
政府は、タイムズ紙に対して、以後の記事の差し止めを要請する。
経営が傾きつつあったワシントン・ポスト紙では、
編集部次長バグテイアキンが、情報源を突き止めて、
文書の全てのコピーの入手に成功する。
バラバラになったページを揃え直して記事にしようと必死の作業が続けられる中、
編集主幹ブラッドリー、社主キャサリン・グラハムと、法律顧問との間で、
政府に対抗してでも記事を掲載すべきかどうかの法的議論がなされていた。
幹部全員が男性で、父親から会社を引き継いだキャサリンは、
男性社会における唯一の女性として、自らの発言力の弱さを痛感していたが、
記事の重要性と新聞社の将来を考えて、掲載に踏み切る。
ストーリーの詳細を忘れてしまっていたので、Wikiを参照中。
キャサリン役のメリル・ストリープと、
ブラッドリー役のトム・ハンクスが安定の演技。
話の基本は、報道の意義にあるのだけど、
キャサリンを通して、女性の地位向上もテーマとして含まれている。
それは展開の中で分かっていたんだけど、
終盤の演出が露骨で、ちょっと引いてしまった。
で、エンドロールを見ていたら、監督がスピルバーグだと知って、納得。
だから、こんなあからさまな演出なのか。
映画のラストで、ウオーターゲート事件につながるシーンを見せるのも、
匂わせ方が臭過ぎる。
「カラーパープル」の頃から、感動の押し付けの演出が目立って、
スピルバーグ作品を見る時は一歩引いてしまう。
世界中の大勢の観客に理解してもらう為に、こうした過剰な演出が効果的で、
それが大ヒットに繋がっているのかもしれないけれど、
映画が作り物でしかないという現実に引き戻されてしまう。
感動は、鑑賞者それぞれに委ねて欲しい。
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