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マンガ家Mの日常
デンマーク製作のサスペンスドラマのミニシリーズ、全8話。


ビーチリゾート地で、ドイツ人のサーファー青年
ゼバスティアンの遺体が発見される。
丸1年間地元警察が捜査したが、進展が見られず、
ゼバスティアンの政治家の姉が有能な捜査官2名を指名し、捜査を再開させる。
ドイツ人捜査官トーマスと、デンマーク人捜査官ヘレーネが、
旅行者夫婦を装って潜入捜査に当たる。
トーマスは妻を亡くして間も無く、塞ぎがちで、
ヘレーネは別の潜入捜査を完了したばかりで、疲労の色が濃く、
2人ともやや不安定な状態。

ゼバスティアンが殺害されたと思われる現場を特定し、
関係者の割り出しを始める。
当初、密輸に絡む事件と思われたが、過去の殺人事件との関連が浮上。
(関係性がちょっとややこしくて、名前を忘れた。)
第二次世界大戦で徴兵された男Aは戦死したと思われ、
恋人の女Bは、求められるがままに別の男Cと結婚。
しかし、男Aは生還し、恋人を取られたと思って、男Cの殺害を計画。
灯台守の男Aは、男Cが乗船する貨物船が夜間に港に近づく時、
灯台の灯りを一時消して、船を沈没させた。
その様子に気づいた男Dに、その後長く脅迫され、金を渡し続けた。
彼らは既に高齢となったが、金の授受は、子供達の代まで受け継がれる。

ゼバスティアンは、海底の沈没船を調べるうちに、彼らの秘密を知り、
殺害される羽目に至ったのだった。

事件捜査の間、夫婦役を演じていた2人は、次第に打ち解け、
恋人関係になりそうな予感を見せる。


「デンマークで大ヒット」との触れ込みだったけど、やや物足りない。
お茶の間的な番組枠なのかな。
事件の捜査手法もかなりアナログで、これで良いのかなぁ。
そういうのがお茶の間の視聴者には分かり易くて良いって事かな。
主役2人が反目から入って、次第に気になっていくっていう設定も、ありがち。
ゼバスティアンは結構イケメンだったのに、
最初に殺されて、サッサと退場となって、残念。

後半で、一気に、過去の事件が掘り起こされ、やや唐突な印象。
数十年前の恋愛がらみの殺人事件って、
内田康夫先生の「浅見光彦シリーズ」みたいだね。
懐かしい。

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