すっかりミステリー脳になってしまっているのか。
小説でも映画でも、ピリッと締まった解決が見えるミステリーが良い。
分かり易い意味での解決があるから安心するのかな。
デビューからミステリー系の作品ばかり描いて来た影響もあると思う。
普段の仕事のヒントになるものを探そうとする。
おかげで、読者受けの良い恋愛ものから遠ざかってしまった。
元々遠かったけど。
英国の海辺の町を舞台にしたミステリーの続編。
前回のラストで犯人が捕まって、これで終わりと思っていたら、
何と、被告が裁判で無罪を主張。
事件関係者が証言台に呼ばれ、事件を検証し直すとともに、
人間関係の再構築がなされる。
同時進行で、主人公の刑事アレックが、以前所属していた地域での
殺人事件について再捜査する。
アレックのキャリアが躓いた因縁の事件。
犯人逮捕の後、裁判がどう展開するか、有罪が確定するか、
そういった流れを見せるのは「LAW & ORDER」と同じ手法。
せっかく捕まえた犯人が正しく裁かれるかどうか、
それがなされなければ全てが意味を失う。
今回驚いた事に、検察が示した証拠では有罪が立証されないとして
陪審員が無罪を宣告してしまった。怖いねぇ。
でも、町の人達はジョーが犯人であると確信していて、
苦渋の決断として、町から追い出して決着させる。
無罪放免になったけど行くあての無いジョーは教会に逃げ込むのだけど、
神父は嘘つきのジョーを見限っていて、ジョーは被害者の父親に引きずり出される。
自殺に見せかけて首吊りとかさせられるのかなと思ってしまったけど、
これ以上のトラブルは起こさない方向で納めた。
こんな小さな町でこんな重い事件が起きたら、やってられないよね。
小さい町だからこそ、人間関係が濃密。
アレックが抱えていた前の事件は意外にシンプルに解決する。
なんと、隣り合った2軒の夫婦間での色恋沙汰が全ての原因だった。
若いリーとクレアの肉食系カップルと、一見普通そうに見える夫婦が
裏では浮気三昧。
夫婦の夫の方がベビーシッターのリサと関係を持ってたけど、
リサはちょいイケメンのリーと遊んじゃってる所を不倫夫に見られて、
逆上の弾みで殺されちゃう。
状況に気づいた幼い娘は巻き添えでリーとクレアに殺されちゃう。
何だったんだ?って感じです。
こんな下らない色恋沙汰で、無関係の幼い子が命を落とすなんて。
つくづく、肉食な人達だなぁ。
でも、日本でも男女間の犯罪って、色恋沙汰が原因の事が多い。
どっちの事件でも、犯人に限らず関係者が自己保身で嘘ばかり言っているので、
捜査がなかなか進展しなくてじれったくなる。
でも、実際はそんなもんなのかな。
TVドラマだと43分くらいで解決しなきゃだから、
犯人は捕まった途端すぐにベラベラ自白しちゃうけど、
そんな簡単に自白するくらいだったら、犯罪なんて起こさないよね。
シーズン1からのメンバーに加えて、
裁判官は「セレブになりたくて」の盲目の面白叔母さん、
対立する弁護士は「Without a Trace」のマリアンヌ・ジャン・バプティストと、
シャーロット・ランプリングという濃い顔ぶれ。
シーズン1の評判が良かったから、これだけの俳優が揃ったんだね。
禁煙ブーム以降、特にアメリカの映画やドラマ等では喫煙シーンが制限されたけど、
今作ではシャーロット・ランプリングがタバコを吸うシーンがあって、
それがやたらカッコイイ。
タバコを挟んだ指、タバコを咥えようとする口元、
手すりにもたれかかったポーズも細身の身体のラインと相まって
ファッション雑誌のグラビアのように美しい。
個人的に、タバコは全く吸わないけれど、
映画から喫煙シーンが無くなっていくのもちょっと寂しいかな。
タバコだけに、大人の人生のヤニが感じられる良いシーンになる。
シーズン1、2と来たけれど、さすがにこのドラマはこれで完結かな。
小説でも映画でも、ピリッと締まった解決が見えるミステリーが良い。
分かり易い意味での解決があるから安心するのかな。
デビューからミステリー系の作品ばかり描いて来た影響もあると思う。
普段の仕事のヒントになるものを探そうとする。
おかげで、読者受けの良い恋愛ものから遠ざかってしまった。
元々遠かったけど。
英国の海辺の町を舞台にしたミステリーの続編。
前回のラストで犯人が捕まって、これで終わりと思っていたら、
何と、被告が裁判で無罪を主張。
事件関係者が証言台に呼ばれ、事件を検証し直すとともに、
人間関係の再構築がなされる。
同時進行で、主人公の刑事アレックが、以前所属していた地域での
殺人事件について再捜査する。
アレックのキャリアが躓いた因縁の事件。
犯人逮捕の後、裁判がどう展開するか、有罪が確定するか、
そういった流れを見せるのは「LAW & ORDER」と同じ手法。
せっかく捕まえた犯人が正しく裁かれるかどうか、
それがなされなければ全てが意味を失う。
今回驚いた事に、検察が示した証拠では有罪が立証されないとして
陪審員が無罪を宣告してしまった。怖いねぇ。
でも、町の人達はジョーが犯人であると確信していて、
苦渋の決断として、町から追い出して決着させる。
無罪放免になったけど行くあての無いジョーは教会に逃げ込むのだけど、
神父は嘘つきのジョーを見限っていて、ジョーは被害者の父親に引きずり出される。
自殺に見せかけて首吊りとかさせられるのかなと思ってしまったけど、
これ以上のトラブルは起こさない方向で納めた。
こんな小さな町でこんな重い事件が起きたら、やってられないよね。
小さい町だからこそ、人間関係が濃密。
アレックが抱えていた前の事件は意外にシンプルに解決する。
なんと、隣り合った2軒の夫婦間での色恋沙汰が全ての原因だった。
若いリーとクレアの肉食系カップルと、一見普通そうに見える夫婦が
裏では浮気三昧。
夫婦の夫の方がベビーシッターのリサと関係を持ってたけど、
リサはちょいイケメンのリーと遊んじゃってる所を不倫夫に見られて、
逆上の弾みで殺されちゃう。
状況に気づいた幼い娘は巻き添えでリーとクレアに殺されちゃう。
何だったんだ?って感じです。
こんな下らない色恋沙汰で、無関係の幼い子が命を落とすなんて。
つくづく、肉食な人達だなぁ。
でも、日本でも男女間の犯罪って、色恋沙汰が原因の事が多い。
どっちの事件でも、犯人に限らず関係者が自己保身で嘘ばかり言っているので、
捜査がなかなか進展しなくてじれったくなる。
でも、実際はそんなもんなのかな。
TVドラマだと43分くらいで解決しなきゃだから、
犯人は捕まった途端すぐにベラベラ自白しちゃうけど、
そんな簡単に自白するくらいだったら、犯罪なんて起こさないよね。
シーズン1からのメンバーに加えて、
裁判官は「セレブになりたくて」の盲目の面白叔母さん、
対立する弁護士は「Without a Trace」のマリアンヌ・ジャン・バプティストと、
シャーロット・ランプリングという濃い顔ぶれ。
シーズン1の評判が良かったから、これだけの俳優が揃ったんだね。
禁煙ブーム以降、特にアメリカの映画やドラマ等では喫煙シーンが制限されたけど、
今作ではシャーロット・ランプリングがタバコを吸うシーンがあって、
それがやたらカッコイイ。
タバコを挟んだ指、タバコを咥えようとする口元、
手すりにもたれかかったポーズも細身の身体のラインと相まって
ファッション雑誌のグラビアのように美しい。
個人的に、タバコは全く吸わないけれど、
映画から喫煙シーンが無くなっていくのもちょっと寂しいかな。
タバコだけに、大人の人生のヤニが感じられる良いシーンになる。
シーズン1、2と来たけれど、さすがにこのドラマはこれで完結かな。
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