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マンガ家Mの日常
昨日の午後、少し頭痛がして、薬を飲んで2、3時間寝たせいか、
深夜を過ぎても寝付けず、手頃な長さの映画を見る。

結論から言うと、
余程暇でどうしようもない限り、見る必要のない映画。


錆びかけた車で寝起きして、浮浪者のような暮らしをしているドワイト。
10年前両親を殺されて人生のバランスを失ってしまった。
加害者のウェイドが刑期を終えて出所した。
ドワイトは復讐に走り、ウェイドを刺し殺す。
ウェイドを殺されたクリーランド一家は報復に出て、
ドワイトの実家に住んでいる姉の家族を狙うが、察知したドワイトが逆襲。
報復を防ぐ為にも、クリーランド一家を皆殺しにするしかなくなる。

しかし、両親殺害の真犯人はウェイドの父親だった。
ドワイトの父がウェイドの妻を寝取ったことに腹を立て、殺害したのだった。
ドワイトの母は巻き添えを食った。
ウェイドはガンを患う父親の身代わりで刑務所に入った。

両家とも、既に引き返せない状態にはまってしまった。
ドワイトはクリーランド家に忍び込み、攻撃を仕掛ける。
未成年の末弟がドワイトを銃で撃つが、ドワイトは敢えて見逃し、息絶える。


復讐の虚無感が受けたのか、カンヌ映画祭で高評価だったって。へぇ〜。
どうしたもんかいね。
銃社会アメリカの田舎町では未だにこういう事件も起こり得るのかなぁ?
「ハットフィールド&マッコイ」の時代ならともかくね。

両親が殺された後、姉はきちんとした生活を送っているのに、
ドワイトは何故浮浪者になってしまったのかの説明が無い。
ネットで検索すると、さすがに映画通の人はしっかり考えていて、
「精神的に弱くて、両親を殺害された復讐をしなければというプレッシャーに
押し潰されていた為だろう。」と。成る程。

浮浪者のドワイトがとりあえずウェイドを殺した後、
髭を剃ってこざっぱりした服を着ると、意外にぽっちゃりしていて、肌も綺麗で、
昨日まで浮浪者だったとは思えない姿。
低予算映画で、役作りする気も無かったのか?
あ、でも、他人の家に忍び込んでお風呂を使うのが好きだったみたいなんで、
清潔好きだったのよね。
浮浪者になりきる覚悟も無かったっていう中途半端さ?

こういう細かい描写がネットの映画通の人達には評価されてたみたい。
そういう見方をすれば面白いかもしれないけど、
まぁ、やっぱり見なくて良いと思うよ。
1時間半、もっと有意義に使って。

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