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マンガ家Mの日常
以前放送された同タイトルのドラマ「ブラック・ウィドウ」のリメイク版。
元のドラマのラストはもう覚えてないなぁ。
シーズンが続くのかどうなのか、曖昧な状態だったのかも。


第1シーズン全8話は、元ドラマに沿った展開。

夫達のDVや浮気に苦しむ3人の妻達レベッカ、ヨハンネ、キーラが、
別荘地で夫達が乗るボートに爆弾を仕掛けて殺害を目論む。

ところが、レベッカの夫イェスパーだけは難を逃れて生き延びた。
イェスパーはよもや妻達の犯行を疑いもせず、
経営する会社STB(スカンジナビア運送)の密売に関わるものと思い込む。
デンマークの製薬会社ファーマテカは違法な人体実験で亡くなった人の遺体を
STBに運ばせて処理していた。
STBは、元はレベッカの父親の会社で、部下のラミが密売を仕切っていたが、
イェスパーも気づいてしまう。
ラミに強請られたファーマテカはイェスパー達に大金を支払っていた。
イェスパーは自宅に隠していた大金を手に入れて逃亡しようとするが、
レベッカ達に知られてしまう。

亡くなった夫達の中にノルウェー人もいた事から、
ノルウェー警察から刑事ペーテルが派遣される。
有能なペーテルは、妻達の犯行を疑うが、核心に至らない。
地元の警察署長ルンドゲレンはファーマテカと癒着しており、
ラミを殺害し、ファーマテカの密売の証拠をもみ消そうとする。

経済の学位を持つキャリアウーマンのヨハンネがSTBの経営を担い、
ファーマテカとの交渉も行う中で、密売の実態を知る。
ペーテルの粘り強い捜査の甲斐あって、ファーマテカの犯罪が暴かれる。


ざっくりとした流れは、元ドラマと同じなのだけど、
3人の妻達のキャラクターが、やや平準化されていて、印象が薄い。
それに伴って、レベッカやキーラの恋愛模様のエピソードも薄まっている。
元ドラマではキーラ(キルシ)の破天荒ぶりが楽しめたけど、
リメイク版では中途半端な感じになってしまった。
レベッカ(ヴェーラ)も、お隣さんといい感じになっていく様子が、今作では弱い。
その分、シーズン2に向けて、サスペンス要素を整えていっている。

北欧の俳優さん達は殆ど知らないのだけど、
ルンドゲレン役は名優ピーター・ストーメアが演じている。
ストーメアは日本で仕事をした事もあって、2番目の妻は何と日本人。
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